ラック型サーバ「Express5800/R140f-4」は、最新CPUの搭載による最大20%の処理性能向上に加え、システムダウンにつながるメモリ障害回避機能の搭載により、可用性を強化した。
また、ブレード型サーバ「Express5800/B120f-h」は高速処理に特化し、最新CPUを搭載することで最大40%の性能向上を実現するとともに、基板設計を見直すことで、メモリ最大搭載容量を576GBに向上させた。
発表された2機種の特徴は次のとおり。
1. ラック型サーバ「Express5800/R140f-4」
最新CPUインテルXeonプロセッサーE7-8800v3/4800v3製品ファミリーを採用することで、従来機比で性能を最大20%向上。また、物理障害に対応するメインメモリのスペア領域設定範囲を拡大することで、メインメモリ領域が複数回の障害に遭った場合でもシステムを継続して稼働させることが可能。
さらに、I/Oエラー発生時も、リトライ処理の実施や、対象のI/Oカードをシステムから切り離すことで、直ちにシステムを停止することなく業務を継続することが可能な、I/Oカードに対する耐障害性も装備。
2. ブレード型サーバ「Express5800/B120f-h」
最新CPUインテルXeonプロセッサーE5-2600v3製品ファミリーを採用することで、従来機比で性能を最大40%向上。また、基板設計の見直しにより、メインメモリスロットを2個増加させ、メモリの最大容量を576GBに向上。
これにより、各仮想サーバへ割り当てるメモリ容量や将来の拡張性を確保することが可能で、ERPシステムなどの業務基盤やデスクトップ仮想化環境の運用基盤等の安定利用を実現。