「Vistara」により、複数の運用管理ツールの集約が図ることができるため、運用管理者の業務負荷や運用にかかるコストを大幅に軽減できるという。また、運用手順の標準化により運用管理の品質を向上させることが可能となるとしている。
さらに、ハイパーバイザー(仮想化ソフトウエア)やAmazon Web Services、Microsoft AZUREといったパブリッククラウドの管理装置(コンソール)と連携する機能を実装するなど、昨今の運用現場で求められる環境が標準搭載されている。
「Vistara」の特徴は次のとおり。
1. 運用管理に求められるさまざまな機能を幅広く提供
運用管理に求められる「定常時の運用」「障害時の運用」「それらの確実な実施を推進するためのタスク管理」など、プロセスごとに各種機能を保有。さらに、導入・構築の支援、運用・操作の支援、レポート機能、セキュリティー、および仮想化基盤などとの機能連携といった、運用管理者の日々の作業を支援するための機能を幅広く提供。
2. ハイブリッド環境の管理を1つのWeb画面に統合
オンプレミス、プライベートクラウド、パブリッククラウドを組み合わせたハイブリッド環境のシステム運用を1つのWeb画面で一元的に管理可能。また、マルチテナントにも対応しているため、複数の顧客やアドレスが重複するシステムの管理も可能。
3. 万全なセキュリティー対策
- 顧客拠点と「Vistara」のSaaS基盤との通信を暗号化
- アカウントごとにアクセス権を設定
- ログインは2要素認証に対応
- リモートログイン操作を動画で記録
4. 管理対象数による従量制課金
管理対象とする機器数の月額課金により、初期投資を抑えたスモールスタートでサービスを利用可能。