「MaxGauge」は、韓国EXEM社により開発された、データベース向けプロファイリングツール。システム・トラブルはもとより、パフォーマンス低下の許されないようなミッション・クリティカルな環境において、問題の予兆発見および原因追究を迅速かつ確実に行える情報を提供し、エンジニアの業務効率化とともに、対応の迅速化を図り、データベース管理者の対応工数の劇的な削減を可能にするという。
「MaxGauge」は、データベースのセッション、SQLを含む稼働情報を時系列で調査・分析できるプロファイリングツールとして、Oracle版を中心に大規模かつクリティカルなシステムを中心に活用されてきたという。
今回、OSSデータベースである「MySQL」に対応し、より幅広いシステムの運用改善を支援していくという。「MaxGauge for MySQL」は、リアルタイム、事後でのDB状況やスレッドの実行履歴を、時系列に追跡・調査する機能を提供する。また、MySQLで問題となりがちなロックや、レプリケーションディレイ、スロークエリーもGUIで簡単に分析することができるとしている。
なお、「MaxGauge for MySQL」は、MySQLのエンタープライズ版のみではなく、コミュニティー版、およびMaria DBもサポートする。また、同時に「MaxGauge for MySQL on AWS」として、Amazon AWSに対応したバージョンがAWS Marketplaceで利用可能となる。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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