株式会社セゾン情報システムズは、ファイル転送ミドルウェア「HULFT」のIoT対応製品「HULFT IoT」をリリースした。ミッションクリティカルなデータ転送による信頼性と、ネットワークエラーの自動検知、データ収集から加工・分析などを特長としており、パートナー経由で販売を予定している。
セゾン情報システムズの「HULFT」は製造業や金融業などのミッションクリティカルな領域でのデータ転送では国内外8000社の実績を持つ。今回、IoT領域の対応をおこなうために、2016年の4月より先行検証版の提供を開始してきており、すでに10社以上の製造業で使用され、そのフィードバックを経て今回正式リリースとなる。
HULFT IoTの特徴
・信頼性:データの欠落が許されない領域への送達保証、整合性チェック、データ暗号化など。
・自動化:ネットワークエラーを自動検知、機器の転送状況を稼働監視しIoT機器の運用管理作業を快適化。転送失敗の場合の自動的再送信などもおこなう。
・コスト低減:地域防犯や工場設備監視などの動画による遠隔監視などの場合の圧縮転送などにより通信料を抑え、ネットワーク帯域と通信コストをダウン。
・ノンプログラミンでデータ収集から分析までが可能:データ連携ツール「DataSpider Servista」との連携でドラッグ&ドロップのデータ連携。