ウィンマジックの「SecureDoc Enterprise Server(SES)」は、異なるプラットフォームが混在するIT環境の拡大に対応し、あらゆる暗号化手法をシームレスに管理することに加えて、BitLocker環境およびAzureのクラウド管理向けに暗号化の機能拡張を提供する。
BitLockerは、128ビットまたは256ビットの暗号化によるデータ保護を目的にWindowsの特定エディションに搭載されている機能(Windows 8のPro、Enterpriseエディション、Windows 10のEducationエディション、Windows Serverなど)。プラットフォームやエンドポイントに依存せず、導入と運用を容易にするよう設計されている他のエンタープライズ鍵管理システムと併用することで、エンタープライズクラスの暗号化ソリューションとして機能するという。
BitLocker向け「SecureDoc」では、BitLockerのシームレスな暗号化とウィンマジックの最先端の包括的なエンタープライズ鍵管理が統合し、両方の長所が生かされている。BitLockerの暗号化とウィンマジックの鍵管理の併用により、次のメリットがもたらされる。
- スマートカードによるPBA(Preboot Authentication:プリブート認証)
- エンドユーザはシングルサインオンが可能
- 「SecureDoc」の革新的なフルディスク暗号化導入ソリューションによるシームレスなプロビジョニング
- 誤って(あるいは意図的に)BitLockerが無効化されるのを回避するエンタープライズクラスのAlways-onプロトコル
- プラットフォームとエンドポイントに依存しないWindows AzureベースのVM機能―マルチプラットフォームに対応した暗号化の一元管理
- 包括的で最先端の鍵管理機能により実現するパスワードリセットや暗号鍵ラベリングなどの持続的なデータリカバリ機能
- Azure のエンドポイントとクラウド管理を向上させる一元管理機能