「VIPM smart」は、IPアドレスやMACアドレスの使用状況、「SubGate」の稼働状況などをリアルタイムにグラフィカルに可視化して、管理・制御することが可能だという。中小企業のネットワーク規模をターゲットとして、1台で500端末への対応能力があり、ネットワーク管理の専任者が不在の環境でも導入可能な、使い易い機能やユーザーインターフェースを備えているという。
セキュリティスイッチ「SubGate」は、ウイルスやワームがクライアント端末に感染し、LAN内に入り込むことを前提として、クライアント端末に最も近いLANスイッチでウイスルを自動検知・分析し、有害トラフィックだけを遮断することで、その活動を最小限に抑えることが可能だ。
通常のLANスイッチと同様に簡単に導入でき、検知、分析、遮断、解除は全て自動で行われ、面倒な設定や運用管理も不要なことから、ネットワーク管理専任者が不在の中小企業や教育機関、工場などを中心として、多数導入されてきたという。
今回発売する新製品「VIPM smart」は、「SubGate」を導入するユーザーが、ネットワークセキュリティをさらに強化しながら、ネットワークをより効率的かつ安全に運用できるよう各種機能を搭載している。また、「SubGate」だけでなく、通常のLANスイッチも含め、ネットワーク全体を統合管理可能だ。
「VIPM smart」の主な機能は次のとおり。
・ネットワーク状態のリアルタイム分析機能:IPアドレスの使用状況(パフォーマンス問題など)、ポリシー違反の接続状況、有害トラフィックの検知・防御状況などを可視化し、グラフィカルに把握できる。
・セキュリティスイッチ「SubGate」のモニタリング機能:インターフェース使用状況、有害トラフィック検知・遮断状況、詳細ログなど、「SubGate」の運用状況をリアルタイムにグラフィカルに把握できる。
・アクセス制御機能:セキュリティスイッチ「SubGate」への不正ログインを防止。接続日や操作内容を記録し、使用禁止コマンドの設定が可能。
・認証機能:IP/MACアドレス、および「SubGate」の運用状況を組み合わせて、より高度な認証制御を行い、ネットワークのアクセスセキュリティを強化できる。
・IP/MACアドレス情報の一元管理・制御機能:IP/MACアドレス使用ユーザ登録、IP競合防止、使用期間制限(スケジュール機能)、外部訪問者のIP使用状況などを効率的に管理できる。
・レポート機能:登録IPアドレス情報、検知された有害トラフィック情報を、指定した期間単位で、自動的にレポート作成。また、例えばどの端末からスキャンしているか、DOSやDDOS攻撃がされているかなど、ネットワーク内のどこで何が起こっているかをリアルタイムに管理者にメール通知する。