日立システムズの「Webvisor」入退室管理システムは、複数の認証方式とカメラ監視の組み合わせにより、企業のセキュリティポリシー、フロアに適切な入退室管理システムを提供する。また、入退室履歴とカメラ蓄積画像を連係し、強固な証跡管理が可能だという。
アライドテレシスの「Secure Enterprise SDN(SES)」は、SDN/OpenFlow技術をエンタープライズ市場に適応させ、企業向けアプリケーションとネットワークを連携/連動させることにより、ネットワーク運用管理にかかる工数/コストの削減、およびセキュリティの強化を実現するという。
「SES」はすでに企業向け人事システム、IT資産管理システム、ネットワーク脅威検知システムと連携しているが、今回、日立システムズの「Webvisor入退室管理システム」との連携により、オフィスへの入退者の端末に対するネットワークアクセスを連動させるといった新しいセキュリティソリューションを提案するとしている。
共同で開発が進められるのは、「入退室管理システム連動による入退者への動的なネットワークアクセス制御ソリューション」で、「Webvisor」入退室管理システムから入室者のロケーション情報と利用者情報をAT-SESC(SDNコントローラー)に送ることにより、入室対象オフィス内にあるネットワーク機器に対して入室者が所有する情報機器のみネットワークを利用できるようアクセス制御を行う。
また、退室時はその逆に退室者の所有端末のネットワーク利用を不可状態にする。この連動ソリューションにより、オフィスに置いてある自席のPC等の他人利用等を防止することが可能になるという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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