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ヴイエムウェア、機能統合を進めた「VMware Workspace ONE」の最新版を発表

 ■VMware Workspace ONEに新たに搭載される主なアクセス管理とセキュリティ機能

 ・統合アクセス管理によるアプリケーションへのMobile SSO(シングルサインオン)の機能強化

 クラウド/ネイティブ/イントラネットのアプリケーション全体を制御可能な単一のコントロールプレーンを新たに搭載。また、新しいVMware Unified Access GatewayとKerberosの権限設定機能を活用することで、エンドユーザは、デバイスの生体認証機能やデバイスに安全に格納された証明書を使用してイントラネットにあるアプリケーションにアクセスすることが可能になる。

・Apple Watchによる多要素認証

 より安全性の高い多要素認証がApple Watchにも対応したことで、エンドユーザは手首に装着したApple Watchから簡単にID認証ができるようになり、生産性の向上ためにモバイルを最大限活用できる。

 ■VMware AirWatch統合エンドポイント管理ソリューションの主な新機能

 ・Windows 10対応の拡充

 オフラインでのパッチ適用やWindows Updateで提供される各ブランチへの対応による課題を克服するための、粒度の細かいOSアップデート制御の機能を提供。新たに提供されるダッシュボードでは、コンプライアンスとレポーティングのためにインストール済みのパッチに対するリアルタイムの可視性を提供。

 また、高度なBitLocker管理機能により、外部の暗号化管理ツールを導入しなくても、停止時や企業データへの不正アクセスに対するハンズフリーのデータ保護が可能になる。また、新たにWindows Store for Businessとの統合により、オンラインでのライセンス取得が可能になり、IT管理者はWindows Store上のあらゆるアプリケーションをカスタマイズされた自社のWorkspace ONEストア カタログから簡単に導入することができる。

  ・シンプルでセキュアな企業向けAndroid

 AirWatch UEMは、IT部門が管理するアプリケーションとデバイスのセットアップやセキュリティ管理を簡素化すると同時に、シンプルなエンドユーザ体験を提供することで、企業におけるAndroidデバイスの活用を支援。デバイスの業務管理モードへの簡単な移行、Google Playとの緊密な統合を通じた効率的なアプリケーションの導入、エンドユーザ向けのアプリケーションの使用許可および設定の自動化が可能になる。また、アプリケーション レベルでのパスワード ポリシーを追加することで、機密性の高い業務アプリケーションのセキュリティ強化や、2要素認証への対応も可能になる。

  ・Windows向けにリアルタイムの脅威検出とアクセスコントロールの修復が可能に

 VMware AirWatchがVMware TrustPointと統合されることで、WindowsのエンドポイントセキュリティとWindows環境のマルウェア対策を次のレベルへと引き上げる。この統合により、エンドポイントの動的な修復機能に加え、脅威の検出を自動化する包括的なセキュリティソリューションを提供。管理者はAirWatch上でコンプライアンス ポリシーを定義し、TrustPointからのレポートに従って、セキュリティが侵害されたデバイスに対するアクションを自動化できるようになる。

 ・特定用途のエンドポイント向けの高度なルールエンジン

 特定用途デバイス向けの新しいルールエンジンにより、IT担当者はAirWatchのコンソールに予め組み込まれたバッテリー、時間、アダプター、メモリー、接続状況などのルールや条件を使用してリモートからのアクションを自動化できる。このデバイスベースのルールエンジンは、倉庫、製造プラント、油田掘削場、病院など高耐久性のエンドポイント デバイスを使用する特定の業界や用途向けに設計されている。

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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

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