ASEAN地域においても、通常業務の中で表計算ソフトMicrosoft Excelが多用され、業務システムとのデータ連携を手動で行なうケースが多くみられるという。その中で、転記による作業ミスや業務効率化が課題となっており、Excel業務の自動化へのニーズが高まっている。
このようなニーズに応えるため、2015年12月にExcelと周辺システムの連携処理をノンプログラミングで短期間かつ容易に構築できる「DataSpider Mini for Excel」をリリースし、今回はそのコアエンジンを「DataSpider Servista 3.0」から最新版である「DataSpider Servista 4.0 SP1」にアップデートした。
「DataSpider Mini for Excel Ver.4.0 SP1」では、使い慣れたExcelとの連携を強化。セルを指定したデータの読み取り処理やブックとシートの保護処理など、業務のスピードアップに貢献する部分の使い勝手を向上させている。また新エンジンの採用により、データの集計/結合/ソートも高速化。結合処理に関しては、旧バージョンの10~15倍のパフォーマンス向上を実現しているとしている。
機能強化部分は次のとおり。
- セル指定読み取り処理
- ブックとシートの保護処理
- シート・行・列の表示/非表示処理
- セルの書式/コメント設定機能の追加
- 新エンジン(マルチストリームコンバータ)採用により集計/結合/ソートを高速化(読み込んだデータを使用可能なコア数で分割し、それぞれのデータを並列でストリーム処理)
■「DataSpider Mini for Excel」の製品構成
- 「DataSpider Mini for Excel」英語版サーバー本体
- 開発クライアント×1
- Excelアダプタ
- メールアダプタ
- CSVアダプタ
- スケジュールトリガー