ALBERTでは、これまで分析力をコアとしたデータソリューション事業を通して、人工知能(AI)や機械学習技術を活用した工場の異常検知や稼働監視、各機器の故障予測などを実現するための知見を蓄積してきたという。
一方マクニカは、最先端のエレクトロニクス商材のサポート、開発で培った技術力と、顧客の要求に合わせて幅広い商品ラインナップから最適商品を選定および提案する中で得たノウハウや、市場の動きや顧客のニーズを的確に捉える商社機能を活かし、昨今では独自のIoT向け商品の開発や、遠隔監視、予知保全導入支援のサービスを用意し、スマートファクトリー化の支援をしており、2016年度から現在までに50件以上の予知保全、遠隔監視ソリューションの導入提案を実施を行ったという。
今回の業務提携により、両社の強みを生かし、スマートファクトリー化で工場の最適な稼働を目指す企業を共同で支援するサービスを展開していくという。
なお、7月6日(木)および7月11日(火)に開催される「Macnica Networks DAY」のDAY2(7月11日)で開催されるインダストリアルセッションにおいて、「IoTにおけるAI活用の今 ~AI×IoTで実現する異常検知・稼働監視~」と題してALBERT代表取締役社長の上村氏が講演し、人工知能(AI)とIoTを駆使したスマートファクトリーソリューションについて具体的な事例を交えて紹介するという。