5月18日にリリースされた「PassLogic Ver.3.0.0」で、Windows OSへのサインインに、PassLogicのトークンレス・ワンタイムパスワード(OTP)が利用できるようになった。Windows OSへのサインイン機能「PassLogic for Windows Desktop」につきましては、すでにさまざまな業界の企業から関心が寄せられているという。
「PassLogic for Windows Desktop」は、WindowsのAD連携ユーザのログオン時にPassLogic認証を適用する機能になる。社内システムやクラウドアプリケーションへの認証だけでなく、Windows OSへのサインインに、PassLogicのトークンレスOTPが利用できる。端末を起動すると乱数表が表示され、ハードウェアトークンなどの認証用機器なしで、セキュアなワンタイムパスワード認証を利用できる。

働き方改革やテレワークに注目が集まる中、「認証セキュリティ」に今まで以上に対策の必要性が高まっている。テレワークは勤務場所が自由である反面、利用者がどのような端末を使い、どこからアクセスをしたのか、システム管理者側では把握が難しくなる。
PassLogic認証によるOTPは、毎回ランダムにパスワードが変わるため、固定パスワードに比べパスワードを盗まれる危険性が少なく、社外からのリモートアクセスやテレワークに適しているという。また、WindowsサインインにPassLogic認証を利用すれば、内部のアプリケーションだけでなく、端末自体をOTPで守ることが可能になるとしている。
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア