シンクライアント【Thin Client】
シンクライアント
ユーザの利用するコンピュータ(クライアント)には最低限の機能のみを与え、処理の大部分をサーバ側に負担させる情報システムのこと。
シンクライアントの登場当時、高性能だが高価だったWindowsPCより個々の端末を安価に導入できることから話題となった。
近年、シンクライアント端末の機能制限が情報漏えいなどのセキュリティ対策として注目を集めている。
監修:EnterpriseZine編集部/制作協力:株式会社トップスタジオ
おすすめ記事
人気検索ワードランキング
-
DMZ
セキュリティ保護のため、内部ネットワークと外部ネットワークの中間に設置される緩衝領域のこと。非武装地帯ともいう。 内部ネットワークからはDMZに接続できるが、DMZからは内部ネットワークに接続できない...
-
SOA
アプリケーションが持つ機能の一つ一つを単一の「サービス」として部品化し、それらを組み合わせることで、最適化されたシステムを構築すること。 ニーズへの柔軟な対応、移行に伴うリスクの低減が期待できる。 一...
-
Bash
UNIX系のOSで使用されるシェル(OSを動作させるための基本プログラム)のこと。 2014年9月、使用されている環境変数の処理に重大な脆弱性が発見され、遠隔から悪意ある操作コマンドを実行される恐れが...
-
IFRS
国際会計基準審議会(IASB)によって設定される会計基準のこと。世界共通で利用できる会計基準を目指しており、日本でも企業への強制適用が検討されている。商社やメーカーなど、任意適用を表明する企業も増えて...
-
DKIM
電子署名方式を利用し、メールの送信ドメインを認証する仕組みのこと。 ヘッダ部分に記載された電子署名を、受信者が公開鍵と照合することで、電子メールが正当な送信者からのものであることを確認し、また内容の改...
-
LINE
2014年の夏以降、スマートホンアプリ「LINE」のアカウントが乗っ取られ、詐欺行為に利用される事件が全国的に多発した。 乗っ取りの原因となる、ID/パスワードの流出経路については不明な点が多い。 2...
-
CRYPTREC
総務省と経済産業省が共同で主催する、暗号評価プロジェクトのこと。 国内外の専門家により各種の暗号技術を評価し、優れて推奨される暗号リストの策定などを行う。 選ばれた暗号については、「CRYPTREC暗...
-
IoT
コンピュータやサーバのみならず、身の周りのさまざまな「モノ」が通信機能を持ち、相互に接続や情報交換をする仕組みのこと。 家電や車など、これまで通信機能を持っていなかった「モノ」がオンライン化されること...
-
Stuxnet
コンピュータやUSBメモリを経由して、標的の制御システムに侵入し、攻撃を加えるマルウェアのこと。 Stuxnetは高度で複雑な技術を用いて開発されており、最初の標的となったのがイランの核関連施設であっ...
-
Target Data Breach
2013年末、米小売大手のターゲット社から約4000万件のカード情報、約7000万件の個人情報が盗み出された事件のこと。 店舗のPOS端末に侵入していたマルウェアが漏えいの原因となったが、具体的な侵入...