SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

IPA、IoT製品・サービス開発者のセキュリティ対策と意識を調査し、報告書と対応ガイドを公開

 2003年11月に発足した「情報システム等の脆弱性情報の取り扱いに関する研究会」では、これまで官民連携の“情報セキュリティ早期警戒パートナーシップ”の策定、脆弱性関連情報の取り扱い範囲などの検討を重ねてきた。また、同研究会では、IoT製品の脆弱性届出件数の増加を受け、昨年、IoT製品の脆弱性の取扱いのあり方やその開発における脆弱性対策の啓発について検討に着手した。

 その手始めに、IoT製品開発におけるセキュリティ対策の現状を把握するため、アンケート調査を行った。今回公開した「IoT製品・サービス開発者におけるセキュリティ対策の現状と意識に関する報告書」はこのアンケート結果をまとめたもの。

 また、この調査から明らかになった課題を解決するため、「IoT製品・サービス脆弱性対応ガイド」も併せて公開した。これは、経営者・管理者向けに、企業が実施すべきIoT製品・サービスの脆弱性対策のポイントをまとめたものになる。

 ■調査から浮き彫りになったこと

  1. 製品開発段階でセキュリティ方針、基準の有無:「ある」と回答した割合は35.6%
  2. 開発段階において脆弱性対策を考慮している割合:68.3%
  3. 2.で実施している対策のうち、実施率が低かった対策:セキュアプログラミングの適用が41.4%、コーディング規約の利用は36.4%
  4. 製品のサポート期間中に脆弱性が発見されたことがある割合:26.3%
  5. 製品出荷後に脆弱性対策が困難な場合がある割合:13.7%
  6. その理由で最多が“製品・サービスの機能が最低限であり、パッチ適応が困難”な割合:42.9%
  7. 製品出荷後1年以内のパッチ適用率:最多だったのは“把握していない”31.1%
  8. サポート終了後に脆弱性が発見された場合の対応:最多だったのは“最新の製品・サービスの利用を呼びかける”42.9%

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/10530 2018/03/22 16:15

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング