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人材不足、属人的作業に依存する日本の製造業の危機をMR技術で救う――HoloLensとAIの組み合わせで製造現場の課題解決

「HoloLens+AI」のさらなる可能性を模索

 HoloLensのMRデバイス・ウェアラブルデバイスとしての特質と、もともとKPMGコンサルティングが得意とするAIを組み合わせることで、ここで挙げた製造業での事例以外にもさまざまな現場での活用の検討が進められているという。

  • 発電プラントのメンテナンス業務における活用
  • 商品デモンストレーションを行う営業現場での活用
  • 経営会議などの会議ソリューションとしての活用

 もちろん、今回紹介したHolographic Manufacturingも、今後さらに機能や使い勝手をブラッシュアップしていく予定だという。

 「HoloLensは静止画以外にも動画や音声なども取得できますから、例えば現場で行われている作業を動画で撮影しAIで分析を行うことで、さらに製造業のお客様に高い価値を提供できるサービスやソリューションが可能になると考えています」(村上氏)

製造業での事例以外にもさまざまな現場での活用の検討が進められている

 同社では現在、製造企業のビジネス全体に貢献する経営コンサルティングや、製造プロセス変革のためのコンサルティングサービスを提供しているが、HoloLensとAIを組み合わせたソリューションはそれらの中で極めて重要な位置を占めることになるだろうと山本氏は予測する。

 「現在、製造業は100年に一度の変革期に直面していると言われており、ますます速まる市場の変化スピードに追随することが求められています。そんな中、HoloLensとAIの組み合わせを使って、製造現場で今起きていることを素早く分析し、無駄やミスをいち早く取り除くことができれば、生産効率を大幅に上げられるでしょう。こうしたソリューションを通じて今後、製造業のお客様のビジネス全体を変革させていくためのお手伝いができればと考えています」

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この記事の著者

吉村 哲樹(ヨシムラ テツキ)

早稲田大学政治経済学部卒業後、メーカー系システムインテグレーターにてソフトウェア開発に従事。その後、外資系ソフトウェアベンダーでコンサルタント、IT系Webメディアで編集者を務めた後、現在はフリーライターとして活動中。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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