SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

DB Press(AD)

豪雨、地震…国内で猛威を振るう自然災害、クラウドバックアップの先を行く災害対策が急務に――アクロニスに聞く

クラウドバックアップの先を行く災害対策を

 今回アクロニスが提供するディザスタリカバリ機能は、既存のアクロニスのクラウドバックアップ機能と復旧機能の間に位置する。「バックアップとディザスタリカバリ、そしてBCPがセットになったソリューションです」と佐藤氏。ブラウザの管理画面では、ディザスタリカバリをクリックするだけで、アクロニスのIaaS上にシステムが復旧する。この時に、たとえばサーバーの起動の順番などを記述したスクリプトを自動で動かすことも可能だ。

 ディザスタリカバリ機能のもう一つの特長が、テスト機能が用意されていること。災害対策の構成をSIなどで手間をかけ構築しても、実際に本番から切り替えテストを行うのは簡単ではない。災害対策はしていても十分なテストが行えないために、いざ切り替えの際に手間取ってトラブルが発生することも予想される。アクロニスのディザスタリカバリにはテストボタンがあり、それをクリックすればすぐにフェイルオーバーのテストがすぐに行えるのだ。

 「AzureでもAWSでも、いくつかの機能を組み合わせることでシステムバックアップを用いた災害対策構成を作ることができるでしょう。とはいえ、それは簡単ではありませんし、テストを簡単に行うこともできないでしょう」(佐藤氏)

 災害対策の仕組みをSIで作り込むことはできる。だが、それには大きなコストがかかり、その上でそのコストは実際に災害が発生するまで回収できない。そのため「限られたIT予算を、なかなか災害対策に充てられない現実もあります」と古舘氏。これに対してもアクロニスのディザスタリカバリ機能であれば、実際に復旧させた際に利用したIaaSの分だけのコストしか発生しない。簡単に実装できるだけでなく、コストの面からも導入しやすいサービスなのだ。

 このアクロニスが提供するディザスタリカバリの仕組みは、すでに北米などでは導入実績も多い。日本では今後、主にパートナー経由の災害対策ソリューションとして提供していくことになる。さらに「データセンター事業者などにも自分たちの災害対策ソリューションの一つとして採用してもらおうと考えています」と古舘氏。アクロニスでは、この仕組みを広く啓蒙し、多くの企業や組織においてクラウドバックアップの一歩先となる災害対策が実現できるように推進していく。

注目ホワイトペーパー『簡単DR/BCPを実現 Acronis Data Cloud』(全35ページ、無料PDF)

 
本ホワイトペーパー『簡単DR/BCPを実現 Acronis Data Cloud』(無料PDF)は、クラウドを活用した災害復旧対策(DR)や事業継続計画(BCP)の方法、DRとバックアップの違い、データ保護を気軽に実現できる具体的なソリューションについて詳しく紹介した資料です。ぜひ本資料をご参照いただき、自社の災害対策や安全なデータ保護の実現にお役立てください。
 

詳細&資料ダウンロードはこちら!

 

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
DB Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/11229 2018/10/10 06:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング