アプリケーションは子会社分析、経費・労務分析、購買分析など
現状リリースされている分析アプリには「子会社分析アプリ」、「経費・労務分析アプリ」、「購買分析アプリ」がある。企業は課題となるリスクに応じてアプリケーションを選べばいい。
「子会社分析アプリ」は国内外含めて多くの子会社を抱える製造業を中心に、財務経理や内部監査で使われている。目的は不正検知、子会社のモニタリング、リスク評価など。子会社の財務数値の変動から異常をとらえ、業績悪化や不正検知に役立てる。
「経費・労務分析アプリ」は卸売業の内部監査で実績がある。経費データから架空経費、二重支払などの不正経費を検知、また勤怠データから長時間労働、時間外労働、労働時間の過少申告など労務リスクを分析する。
「購買分析アプリ」は製造業や製薬業の財務経理や内部監査で使われている。不正リスクのある購買取引、架空取引のリスクがある仕入先など、購買プロセスにかかわるリスクを分析する。
現在も様々なリスクに対応するアプリケーションを開発中で、今後も対応可能なリスクは増えていく予定だ。