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はじめてのRPA導入 成功のための条件(PR)

RPA活用が浸透し、現場スタッフの意識も変革――フェリシモが取り組んだRPA導入プロジェクトの舞台裏

 大手通信販売会社のフェリシモでは、業務で利用するITシステムが増え、日常の業務が繁雑化するという課題を抱えていた。そこで、RPAによる課題解決を目指し検討を開始した同社では、ブレインパッドの協力を得てPoC(概念実証)を実施。まずは優先順位の高かったカタログデータチェックの自動化業務などをRPAで行い業務の効率化を実現した。効果が実感できたことで、今後はAI技術とも組み合わせて、RPAのさらなる活用に取り組んでいる。フェリシモのRPA導入の経緯や成果、今後の展望について、フェリシモとブレインパッドに話を伺った。

繁雑化していた業務の効率化を“RPAによる自動化”で実現

 国内において、RPA(Robotic Process Automation)を導入する企業が増えている。RPAは、主にホワイトカラーの日常的な業務を自動化し、効率化する仕組みだ。労働人口の減少による人手不足の課題をRPAのロボットで代替して解決する。あるいは、働き方改革の実現に向けて、RPAでプロセスを効率化し無駄な業務を減らす、こうした目的からRPAの導入が進んでいる。

 当初RPAは、PCの操作などを記録してロボット化し、作業をロボットに置き換えるデスクトップ型から普及した。その後は複数のロボットを集中的に管理するサーバー型も登場し、AIや機械学習技術なども取り込んでより高度な業務を自動化して効率化する仕組みへと進化している。

 大手通信販売会社フェリシモは、オリジナル商品にこだわり独自に選んだ国内外の商品を、カタログやWebなど複数メディアで販売している。同社は1965年に創立、既に長期にわたり通信販売のビジネスを展開、ここ最近は顧客との接点も多様化しWebサイトやモバイル対応などチャネルを拡充している。

 こうした結果、社内にはさまざまなITシステムが増え、作業が繁雑化するという課題があった。フェリシモ クラスターMC本部 生活雑貨MC統括グループ 部長の吉川貴志氏は、「適宜システムを入れ替えるべきですが、対応しきれないところもありました」と当時の状況を振り返る。

株式会社フェリシモ クラスターMC本部 生活雑貨MC統括グループ 部長 吉川 貴志氏

 ITシステムを大きく変更できるのは、リプレイスのタイミングだ。中小規模の改変などにはなかなか手を付けられず、リプレイスのタイミングで全ての要望が反映されるとも限らない。

 これらの課題を抱えていた際、大規模なITシステムのリプレイスを行わなくても、ビジネスプロセスの変更に合わせシステムを連携させることが、RPAで実現できそうだと分かる。また、RPAなら業務の属人化も解消でき、顧客ニーズに合わせた柔軟なビジネスプロセスの変更にも対応できるのではと考えた。

 そこで2017年頃から半年ほどの時間をかけ、RPAの情報を収集し調査を行った。RPAの検討はITシステム部門が主体で行うのではなく、吉川氏を中心とした現場のビジネス部門で行われた。そのため、ソフトウェアの機能比較をするのではなく、RPAで解決したいビジネス課題から検討し、RPAを使いこなすためのパートナー選びから取り組んだ。いくつかのパートナー候補から選ばれたのは、社内で既に取引実績もあったブレインパッドだった。

 ブレインパッドでは、データを分析し活用することをコンサルティングする上流からのアプローチでの課題解決を得意としている。その際、分析モデルに必要なデータを取り込むハブの役割などでRPAを活用していた。当時は顧客からRPAに関する引き合いも増えていたこともあり、あらためてRPA活用のソリューションを打ち出し始めた頃だった。ブレインパッド データエンジニアリング本部 RPAソリューショングループ推進室長の山内康志氏は「何社かの企業でRPAの実績が出ていたタイミングで、吉川さんから声がかかりました」と述べる。

株式会社ブレインパッド データエンジニアリング本部 RPAソリューション推進室長 山内 康志氏

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業務現場の課題を精査、RPAで実現しやすいものから“スモールスタート”で着手

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

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