IPOの鐘を鳴らす3日前、SAPからの電話が鳴った──クアルトリクスCEOが語る「勝ち筋としての買収劇」
2018年末の、SAPによるクアルトリクス買収はIT業界だけではなく、市場関係者に衝撃を与えた。鳴り物入りのユニコーンであり、目玉IPOとなる予定が、上場直前に80億ドルという巨額な金額で買収されたからだ。ERPの巨人のSAPが、ユタ州から生まれたスタートアップ企業を欲した理由は何か?そこには「業務データ」と「経験データ」の融合という戦略があった。クアルトリクスのCEO ライアン・スミスがその背景を語った。

Article copyright © 2019
Kyobe Yasuo, Shoeisha Co., Ltd.
バックナンバー
連載:EZ Press