大塚商会は、自治体のDX推進基盤の構築を支援するソリューションを2021年4月1日より提供することを発表した。
今回提供するソリューションは、サイボウズ製品のトップリセラーである同社が持つ経験やノウハウを基に、kintoneを活用してシステム基盤を構築するという。また、自治体の定型業務の自動化にRPAを活用することで、広範囲に渡る行政サービスのオンライン化や内部事務の効率化を支援するとしている。

自治体におけるDX推進基盤の構築例
- 住民票オンライン請求
- 駐輪場使用許可申請
- 罹災証明書交付申請
- 選挙事務スタッフの募集・管理
- 職員採用試験エントリー
- 公用車運転日報
- 施設運営管理
- 地域包括支援業務 など
同社では本ソリューションの第1弾として、北海道石狩市の新型コロナワクチン接種の予約対応、会場/接種ステータス連携、さらに国や関係省庁への報告が行えるアプリケーションの構築を支援している。石狩市健康管理システムや内閣府の関連システムとのデータ連携にはワークスアイディと協力して、RPAソリューション「WinActor」を利用して自動化を実現しているという。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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