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週刊DBオンライン 谷川耕一

インフォマティカはETLからデータマネジメントソリューションへ データドリブン経営を支援する


あらゆるデータを活用できるようにするBusiness 360というコンセプト

 データマネジメント領域は、BIツールベンダーもパブリッククラウドベンダーも新機能開発や買収などで積極的に取り組みつつある。そのような状況の中、インフォマティカの強みはどこにあるのか。まずは「30年近くに亘り、データマネジメント領域をリードしてきた自負があります」と吉田氏。一番の強みはデータマネジメントに特化し、このレイヤのソリューションの総合力にあると言う。Amazon Web ServiceやMicrosoft Azure、Google Cloudなどは、競合ではなく大切なパートナーだと強調する。「たとえばAzureにはData FactoryというETL機能がありますが、これはある意味簡易的なものです。複雑なデータ変換などをしたい際には、餅は餅屋でインフォマティカの製品をMicrosoftが顧客に提案することもよくあります」と吉田氏は言う。

 現状、個々の機能単位であれば競合となるベンダーもあるが、総合的なデータマネジメントのソリューションとなると、競合するベンダーはいない。国内のビジネスで最も競合するのは、手組みのシステムだ。データを変換する仕組みが1つしかなければ、手組みは安価に済むだろう。しかし、さまざま移行シナリオに対応する場合や、1度構築したデータ連携の仕組みに変更や追加などが発生するならば、インフォマティカのようなデータマネジメントのソリューションが必要になるはずだと吉田氏は指摘する。

 ところでインフォマティカでは、新たに「Customer 360」というSaaSを発表している。Customer 360と言うと「顧客の360度ビュー」で、Salesforce.comのようなCRMベンダーが提唱してきたコンセプトでもある。インフォマティカのCustomer 360は、CRMベンダーと競合するのだろうか。

 現状、インフォマティカではBusiness 360と称したコンセプトを打ち出し、その中の1つがCustomer 360だ。他にはProduct 360、Supplier 360など「インフォマティカでは、さまざまな360を提供しています。これは散財するさまざまな領域のデータの、マスターデータを一手に管理し統合するものです」と吉田氏。これを使いさまざまなビジネス上の意思決定ができるようにする。

 SalesforceのSaaSの中だけで顧客情報を管理していれば、SalesforceのCustomer 360の世界で事足りるだろう。実際はSalesforceだけでなく、オンプレミスのERPにも顧客情報は格納されているはずだ。あらゆるところにある顧客データを統合化するマスターデータ管理がインフォマティカのCustomer 360だ。インフォマティカのBusiness 360は、複数のシステムのデータを有機的に管理する。つまりインフォマティカのCustomer 360を含むBusiness 360は、あくまでもマスターデータ管理のソリューションで、CustomerもProductもSupplierもデータ処理のエンジンは同じものを使う。その上でCustomer 360とProduct 360などの仕組みを、有機的に連携させて活用することも視野に入っている。

 マスターデータ管理は、手間とコストがかかり、IT部門が取り組みたくないプロジェクトの1つだろう。その理由は、アプリケーションとデータが密接に結合していて、汎用的に活用する仕組みなっていなかったからでもある。これに対しインフォマティカでは「疎結合のマスターデータ管理ソリューションを提供します。まずはデータをつなぐところから始め、次にデータをきれいにします。さらにデータを照らし合わせ、これとこれは同じものとして管理しましょうと、ステップ・バイ・ステップで進められるのです」と吉田氏。マスターデータ管理の進め方も1つではなく、つないでデータをクレンジングするところから初めマスターデータハブ化するアプローチもあれば、マスターデータ管理の前にデータカタログを整備し、それを見える化してから取り組む方法などもある。それらにインフォマティカでは、柔軟に対応できると主張する。

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データマネジメントをパートナーと共に提供する

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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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