SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

DB Press(AD)

EDB Postgres普及のきっかけとは EDB藤田氏とアシスト小西氏、佐瀬氏が10年を振り返る

EDBが担う“OSSと商用の距離”を縮める役割

大手企業のミッションクリティカルな基幹システムもターゲットに

株式会社アシスト ビジネスインフラ技術本部 データベース技術統括部 技術4部部長 佐瀬力氏
株式会社アシスト ビジネスインフラ技術本部 データベース技術統括部 技術4部部長 佐瀬力氏

――改めて技術面から見て「EDB Postgres」は、どのようなデータベースなのでしょうか。

佐瀬力氏:EDB Postgresは、普通のデータベースが欲しい企業のニーズにマッチする製品です。さらに技術者としてEDB Postgresを提案する上で安心できる点は、ベンダーであるEDBとかなり近い関係性の中でサポートできることです。営業も技術もEDBと一緒に提案しサポートする、それが極めてやりやすいのです。

 その上でOSSベースのEDB Postgresは、顧客が最適なプラットフォームをまだ1つに決めていない場合にもお薦めです。どのような環境でも動くので、マルチクラウド、マルチSI体制の選択肢としても最適です。これからのマルチクラウド時代に、極めて相性の良いデータベースでしょう。

 企業のニーズにマッチした、ミッションクリティカルなシステムでも利用可能なデータベースであるという証明は十分できたので、今後はEDB Postgresでしか実現できないようなシステムにチャレンジしていきたいですね。

――今後のビジネス展開の方針をどのように考えていますか。

藤田氏:今後は、大規模なシステムをターゲットにしていきます。これまでも大企業で採用されていますが、どちらかと言えばあまりミッションクリティカルでない小さな規模から採用され、徐々に大きなシステムでも使われるようになりました。これからは、大手企業のミッションクリティカルなシステムを最初から狙います。そのために営業担当もアサインし、パートナーと協業し取り組む体制を整えています。既に一部では、その成果も出始めています。

 一方で、これまで提供していなかったコミュニティ版のサポートも始めました。パートナーにはこの領域のビジネスを行っているところもありますが、それを奪うのではなく一緒に市場を拡げられればと考えています

 また今後は、コミュニティへもさらに貢献します。日本法人には、PostgreSQLのコントリビューターの鈴木幸市、メジャーコントリビューターのAmit Langoteと澤田雅彦がおり、7月26日から開催される「EDB Postgres Vision Tokyo 2021」でも講演します。鈴木はデッドロックをどうやって発見しそれを解消するのか、Amitはテーブル・パーティショニングを開発した1人でもあり、テーブル・パーティショニング機能が最新のPostgreSQL 14でどう実装され、Oracle Databaseとの比較や今後の開発方針なども説明します。澤田にはPostgreSQL 14の見所や今後の開発方針について解説してもらいます。このようにPostgreSQLを開発している本人たちから直接話を聞ける機会をもち、PostgreSQLの情報発信に力を入れます

――アシストにおけるEDBの戦略はいかがでしょうか。

小西氏:アシストでは多くの製品を扱っていますが、アシスト以外からも同じものを買うことができます。そういった中でアシストを選んでもらうには、サービスやサポートでいかに顧客ビジネスの成功に貢献するか。EDB Postgresも、顧客の成功の視点で提案します。顧客にとって今後のデータベースのプラットフォームはどうあるべきかを考える。デジタル化から企業のDXにつなげるところで、EDBが活用できると考えています。その結果として、EDBのビジネスをこれまでの2倍はやりたいと思っています。

【クラウド時代に欠かせない!】AWS環境における“EDB構築のポイント”を解説!

 EDB製品販売開始から10年、アワードを獲得したアシストがクラウド時代に必聴のウェビナー「アシスト流 EDB活用術 on AWS」を2021年6月18日に開催します! 環境構築はもちろん、「マルチクラウド時代に、極めて相性の良いデータベース」というEDBの豊富な機能活用法をキャッチアップしてください! 参加費無料の本セミナーについての詳細・申し込みはこちらから。

【28のIT活用事例セッションが集結!】アシストフォーラム 2021

 導入企業の担当者自身が語るユーザー事例だけのオンラインイベント「アシストフォーラム2021」を2021年7月15日~7月30日に開催します! 日本を代表する企業によるEDB活用事例をはじめ、製造、金融/保険、運輸、小売、公共などさまざまな業種の企業のビジネス課題に対してITをどのように活用したのか余すことなくご紹介します! 本イベントの詳細・申し込みはこちらから。

【PostgreSQLでイノベーション!】EDB Postgres Vision Tokyo 2021

 PostgreSQLでイノベーションを目指す全ての企業を対象としたオンラインイベント、EDB Postgres Vision Tokyo 2021を7月26日(月)10:00~8月1日(日)21:00まで開催いたします。20本以上の充実したセッションをオンデマンドで、時間と場所を選ばずにPostgreSQLの最新動向やユーザー事例を学ぶことができます。参加費無料の本イベントについての詳細・申し込みはこちらから。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
DB Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/14414 2021/06/15 10:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング