TISと日本アイ・ビー・エム(以下、日本IBM)は、メインフレームを活用した企業の基幹システムのモダナイゼーションを支援するため、6月より、両社で協力体制を確立し、協業していくことを発表した。
両社は、メインフレームのモダナイゼーションにおいて、特にレガシー言語(COBOL・PL/I)からJAVAソリューションへの移行に関する分野について協業を開始するという。当初は、製造業界と金融業界の大規模なレガシーシステムに注力するとしている。
また本協業では、TISの「Xenlon~神龍 モダナイゼーションサービス」を活用し、両社それぞれが持つ大規模案件の実行力・経験を活用してプロジェクトの共同推進を行うという。
両社の協力体制が確立されることで、メインフレームのモダナイゼーションを進める企業に対して、経済合理性に適う最適なソリューションによるエンド・トゥー・エンドでの支援が可能となり、デジタル・トランスフォーメーションへの道筋を提供できるとしている。
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