SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine Day Special

2024年10月16日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

DB Press(AD)

Rubrik CEOのビプル・シンハ氏が来日 時代が追いつきバックアップから“セキュリティ企業”へ

ポイントは「レジリエンス」「オブザーバビリティ」「リカバリー」

ポイントは「レジリエンス」「オブザーバビリティ」「リカバリー」

──“サイバーセキュリティ企業”として注力されている「Zero Trust Data Securityプラットフォーム」について詳しく教えてください。

 「Zero Trust Data Securityプラットフォーム」は、ゼロトラストをベースにしたもので、3つの特長を備えています。

 1点目は「データ・レジリエンス」です。ゼロトラストの環境を実現していくなかで、データのレジリエンス(回復力)をしっかりと担保していきます。そのための手法の1つとして“イミュータビリティ”(immutability:不変性)を実現しており、しっかりとエアギャップ(オフラインを挟み、サイバー攻撃が届かないようにする)をとり、データを管理することができるのです。

 2点目は「データ・オブザーバビリティ(データの可観測性)」。日本でも注目を集めているオブザーバビリティを実践できることも特長です。具体的には、AIや機械学習を活用することで異常値の検出、脅威の種類、データ分類などを自動化できるようにしています。

 3点目は「データ・リカバリー」です。サイバー攻撃を受けた際には、感染したデータやコンテンツを隔離することで再感染を防ぎます。これにより、とても迅速に復旧できることも特徴です。感染した不良データを隔離するため、良好なデータのみ適切なポイントやタイミングまでさかのぼって復旧できます。

 これら3つのコンポーネントがすべて揃い、世界中のお客様のデータを確実に保護・復旧できるソリューションこそが「Zero Trust Data Securityプラットフォーム」なのです。

──データ・リカバリーの領域では、多くの競合製品も存在しています。Rubrikの強みを教えてください。

 データセキュリティにおいて問題が起きるとき、その原因はさまざまです。通常のサイバー攻撃以外にも、内部不正や自然災害、人為ミスなども挙げられるでしょう。

 私たちの製品はランサムウェアだけではなく、あらゆるケースに対応できるデータセキュリティプラットフォームであるところが特徴です。1つの機能だけに特化した、いわゆるポイントソリューションではなく“戦略的なプラットフォーム”となるアーキテクチャとなっています。現在の問題を解決するだけではなく、今後脅威が変化していくなかで求められている「包括的なデータセキュリティ戦略」に見合うプラットフォームです。実際に、同様の問題提起や価値提案についてもお客様から理解をいただいており、契約率を見ても成功と言えるだけの高い数字を誇っています。

 このようなユニークな機能やアーキテクチャに加えて「ランサムウェア復旧保証」も提供しています。これは、弊社製品を使っているお客様に対してランサムウェア攻撃から復旧ができなかった場合、最大で500万米ドルまで保証するというものです。この施策だけでも、私たちがいかに製品に自信をもっているかおわかりいただけるかと思います。

 こうした保証は、お客様と私たちでしっかりと協調体制をとることにも役立っています。ランサムウェア攻撃を受け、復旧・復元しなくてはいけないときに何をすべきか、まずは私たちに頼っていただけるような体制を構築しているのです。

次のページ
日本はわかるまでしっかりと検討も、その先は早い

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
DB Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

EnterpriseZine/Security Online キュレーターフリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Online の取材・記事も担当しています。Webサイト:https://emiekayama.net

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/16085 2022/06/13 15:45

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング