オラクルは6月1日(米国時間)、米医療IT大手「Cerner」の買収計画に必要なすべての反トラスト法上の承認を取得したと発表した。
同社は、6月6日午前0時(米国東部時間)に終了する公開買付けを速やかに完了させる予定だとしている。公開買付けは、オラクルが1月19日に米国証券取引委員会に提出したSchedule TOによる、公開買付け説明書(修正後)に記載されている条件に従って実施されるという。
ハイライト
- 1株当たり95.00ドル(約283億ドル)の全額現金による公開買付けは、オラクルの収益に貢献するものだとしている
- 2023年度には非GAAPベースでオラクルの収益に貢献、およびそれ以降も収益への貢献が見込まれるという
- オラクルがCernerの事業を世界各地に拡大するのにともない、今後オラクルの大きな成長エンジンとなる見込み
- 取引の完了は、Cernerの株主が同社の発行済株式の過半数を公開買付けに入札することを含むその他の完了条件を満たすことが条件だとしている
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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