SUBARUが直面したHPC環境の電力やスペース不足 「OCI」を移行環境に選んだ理由を訊いた
プライベートクラウドからOCIへの大規模移行、契約からわずか1ヵ月半余りで利用開始へ
製造業ではコストを抑えた効率的な製造、製品の安全性評価などのために「CAE(Computer-Aided Engineering)」のシミュレーション技術が欠かせない。このシミュレーションでは複雑な計算処理を高速に行うため、ハイ・パフォーマンス・コンピューティング(HPC)環境が必須だ。SUBARUでは従来、オンプレミス、プライベートクラウドでHPC環境を構築、運用してきた。HPC環境で利用する電力やスペースが逼迫する中、同社がHPCのプラットフォームとして新たに選んだのが「Oracle Cloud Infrastructure(OCI)」だった。SUBARUはなぜ、HPC環境をOCIに移行したのだろうか。
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谷川 耕一(タニカワ コウイチ)
EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...
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岡本 拓也(編集部)(オカモト タクヤ)
1993年福岡県生まれ。京都外国語大学イタリア語学科卒業。ニュースサイトの編集、システム開発、ライターなどを経験し、2020年株式会社翔泳社に入社。ITリーダー向け専門メディア『EnterpriseZine』の編集・企画・運営に携わる。2023年4月、EnterpriseZine編集長就任。
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