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SAPがローコード/ノーコードツールの強化で目指す「これからの業務システム」の姿とは?

RPAとワークフローをノーコードで開発できる「SAP Process Automation」

 「SAP Process Automation」は、エンドユーザーがPC上の手作業で行っているような定型作業を自動化するRPA、およびワークフローを、ノーコードで構築できるツールとなっている。業務プロセスの中で関連性が強いRPAとワークフローを、別々のツールではなく、1つのツールで一括して取り扱える点がメリットの一つだという。

 「例えば、受発注プロセスを考えた際、さまざまな販売チャネルがある中、販売システムからERPへ自動連携されるものもあれば、一部は受注の一覧がメールにExcel添付され、担当者がERPへ入力するといった担当者による手作業になっているケースが多い。これに対し、RPAでメール添付のExcelや組込みのAI機能でPDFのテキスト情報を読み取り、得意先や金額などのルールに応じて、発注承認のためのワークフローへつなげるといったことが容易にできる。RPAとワークフローの両方を、ノーコードで作り込めるSAP Process Automationは、こうしたプロセスの自動化にあたって、特に使い勝手が良いツールになっている」(本名氏)

 上の画面は、SAP Process Automationの「Process Builder」でRPAタスクを実装したものだ。この例では、Excelファイルを開き、各行から条件に一致する受注番号を取得してそれを次のタスクに渡すという処理を行っている。SAP Process Automationでは、こうした処理を実行するためのライブラリが豊富に用意されており、それらをフローチャートのように並べることで、プロセスが自動化できる。一般的なRPAツールのように、PC操作のレコーディングを行って、それをプロセス内に組み込むことも可能だ。

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UXの高いフロントエンドを迅速に開発できる「SAP AppGyver」

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この記事の著者

高橋 美津(タカバシ ミツ)

PCやネットといったIT分野を中心に、ビジネスやゲーム分野でも執筆を行うフリーランスライター。Windowsユーザー。

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【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

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