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NEC、ネットワーク機器の真正性を管理するサービスを提供 今後5年間で3万台への導入目指す

 NECは、ネットワーク機器の真正性を確保し脅威を可視化する「NECサプライチェーンセキュリティマネジメント for ネットワーク」を製品化し、販売開始する。第1弾は、NECから提供するシスコシステムズのネットワーク機器を管理対象とし、今後は対象機器を順次拡大するという。

「NECサプライチェーンセキュリティマネジメント for ネットワーク」の仕組み<br/>[画像クリックで拡大表示]
「NECサプライチェーンセキュリティマネジメント for ネットワーク」の仕組み
[画像クリックで拡大表示]

 NECサプライチェーンセキュリティマネジメント for ネットワークは、機器の出荷時に加えて、ネットワークシステムの構築時および運用時へと範囲を広げ、ネットワーク機器の真正性を管理。証跡情報だけでなく、運用時にネットワーク機器メーカーから提供される脆弱性情報、ログイン情報、設定変更などのセキュリティ関連情報を収集・分析し管理者に提示する。これにより、機器に生じるリスクの可視化や一元管理を可能とし、ライフサイクル全体を通じたセキュアなネットワークシステムを実現するという。

 なお、NECは同製品を、今後5年間で3万台のネットワーク機器に導入することを目指し、SaaS版を2023年度に発売する予定だとしている。

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