SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

マルウェア攻撃、前年の年間数をすでに上回る Vadeが2022年第3四半期レポートを発表

 Vadeは、2022年第3四半期(7月~9月)のフィッシングおよびマルウェアの検出状況をまとめた「フィッシングおよびマルウェアレポート」を発表した。

 今回のレポートでは、グローバルでフィッシングメールの数が前四半期と比較して31%増となり、この四半期で2億390万件のフィッシングメールが検出されたことが明らかになったという。

 なお第3四半期のフィッシングの数は各月で増減し、7月に7,920万件のメールが検出されてピークに達した後、8月には5,750万件に減少し、9月には6,720万件に増加した。

 なお2022年下半期の世界全体のフィッシング数は、2022年上半期を上回るペースで増加しており、Vadeでは第1四半期に3億1,500万件のフィッシングメールを検出したのに対して、第3四半期だけで既に2億390万件検出しているとのこと。

 ハッカーによるトップブランドになりすましについては、Facebookがフィッシング攻撃で最もなりすましの多いブランドとなったほか、Google、MTB、PayPal、Microsoftがそれに続いた。

 業界としては金融サービスが最多となり、第3四半期にVadeが検出したすべてのフィッシングメールの32%を占めた。その他クラウド、ソーシャルメディア、インターネット/通信事業がそれに続いている。

 マルウェア攻撃の数については、第3四半期だけで5,250万件のマルウェアメールを検出。同社によれば、これは2022年第2四半期(6,860万件)からわずかに減少となったものの、2021年第3四半期と比較すると217%増となった。なお、2021年全体の検出数が1億2,170万件であったのに対し、2022年のマルウェアの合計数は既に1億7,750万件にも上るとのことだ。

【関連記事】
日本のEmotet、第1四半期と比べ約7割減 Vadeがフィッシングとマルウェアに関するレポート公開
2022年上半期にフィッシング攻撃でなりすまし最多だったのはMicrosoft──Vade調査
日本へのEmotetによる攻撃は世界平均の7倍 Vadeによる調査結果

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/16966 2022/11/16 11:40

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング