東和ハイシステムと日立は、業界初となるAI・音声電子カルテ統合システム「Hi Dental Spirit AI-Voice」の販売を3月上旬から開始すると発表した。
これは、東和ハイシステムの歯科医院向け電子カルテシステムと日立のAI音声認識技術、および「Recware」の音声テキスト化機能を連携・融合することで、歯科医が診療中に手袋を外さず音声だけで電子カルテを作成・操作を実現するというもの。
また、スマートグラスを装着することにより、視線を少し動かすだけで120インチサイズ相当の大画面を通じて電子カルテの内容確認も可能になるという。
歯科業界における音声による電子カルテ入力や画面操作は業界初となり、歯科医、歯科衛生士の業務が大幅に効率化され、短縮した業務時間を患者とのコミュニケーションに費やすことで患者の満足度向上につなげる。
今後、歯科医院の現場データを安全に分析・活用できるクラウドサービスとしてシステムを発展させ、日立のLumada事業との連携を推進することで、歯科医療における診療の高度化や患者の満足度向上への貢献をめざすとしている。
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