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「IT投資のブラックボックス化」を解決するための方法論とは?Apptio CEOが語る

Apptioの共同創設者 兼 CEOのサニー・グプタ氏インタビュー


 Apptioの共同創設者 兼 CEOのサニー・グプタ氏は、同社の創業前にゴールドマン・サックスのCIOと会っていた。その際に彼は、CIOの悩みを聴くこととなる。CIOは、適切なテクノロジー投資のためにデータを基にした意思決定を行いたい。しかしテクノロジーの予算はブラックボックス化しており、どのように使われているかが分からず透明性もない。結果、CIOは適切な投資ができているかの判断ができない。そして、経営陣に、IT部門のビジネスへの貢献を適切に説明できない。CIOが抱えるこのような問題を解決するためApptioは誕生した。

ApptioはCIOに適切なアクションのためのインサイトを提供

Apptio 共同創設者 兼 CEOのサニー・グプタ氏/Apptio株式会社 代表取締役社長:成塚歩氏
手に持っているのは成塚氏の著書『TBM ITファイナンスの方法論』(翔泳社) 

 Apptioはテクノロジー投資管理、およびビジネスバリュー・マネジメントのためのソフトウェアを提供するSaaSベンダーだ。同社のソフトウェアを使うことで「CIOの皆さんの、適切なアクションにつながるインサイトを提供します」とグプタ氏は言う。Apptioのソリューションを使えば、テクノロジー投資においてCIOはデータに基づいた意思決定が可能となる。

 Apptioでは主に3つの領域でソリューションを展開している。「ApptioOne」は、テクノロジー投資全体の管理をするためのものだ。ハードウェア、ソフトウェア、人件費、アプリケーション開発などを対象に、予算策定や予測策定プロセスの加速を支援する。「Cloudability」は、クラウドへの移行とクラウドコストの管理を支援するためのものだ。を支援するためのものだ。移行のための適切な投資判断を可能にするだけでなく、利用しているパブリッククラウド・サービスのコストを最適化するための支援も行う。

 3つ目が「Targetprocess」で、これはDXのためのソフトウェア開発を迅速に行えるようにする。さらにソフトウェア開発において、より高い価値が得られるための支援もする。これらApptioのソフトウェアサービスを利用する顧客企業は、世界で2,000社を超える。フォーチュン100の6割の企業が採用しており、大企業はもちろん規模や業種を問わずさまざまな企業が利用している。

 「現状、まだまだテクノロジーに関する予算をスプレッドシートで管理し苦労しているところは多いでしょう。さらにさまざまな企業がクラウドを活用しており、それでビジネスに変革を起こそうとしています」とグプタ氏。このような悩みを持ち、新たな取り組みを始めている企業は、規模や業種を問わずさまざまで、そこにApptioのソリューションに対する大きなニーズがある。日本市場でも既に資生堂、富士通、野村證券、楽天、エプソン、イオン、中部電力など業界を問わず数多く採用されており、Apptioのサービスに対する関心はかなり高いと言う。

 Apptioでは、2つのソフトウェアカテゴリーを作り上げてきた。1つが、テクノロジー投資の最適化を実現する方法論である「Technology Business Management(TBM)」だ。TBM CouncilというNPOを立ち上げ、メンバーはグローバルで1万1000人を超える。もう1つがFinOpsで、これはクラウド活用におけるコスト管理のベストプラクティスだ。こちらに関してもFinOps FoundationというNPOの立ち上げメンバーであり、クラウドへの移行およびクラウドのコストを最適化し、ビジネス成果を最大化することを目的に活動している。日本市場でも、これら2つには興味を示している企業が増えている。

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ApptioはCIOが直面している課題解決に貢献する

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この記事の著者

谷川 耕一(タニカワ コウイチ)

EnterpriseZine/DB Online チーフキュレーターかつてAI、エキスパートシステムが流行っていたころに、開発エンジニアとしてIT業界に。その後UNIXの専門雑誌の編集者を経て、外資系ソフトウェアベンダーの製品マーケティング、広告、広報などの業務を経験。現在はフリーランスのITジャーナリスト...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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