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長年のベンダーロックインで“鎖国”状態に……セブン-イレブンがデータ基盤の構築で取り戻した「主体性」

すべてのパートナー企業と“コワーク”できる体制に一新

 創業50年目を迎えたセブン-イレブン・ジャパン(以下、セブン-イレブン)。全国約2万1,000店、1日2000万人が来店する日本最大のコンビニエンスストアチェーンに成長した背景には、経営哲学である「変化対応」に加え、1980年代から当時の先端ITを採用し、世界に先駆けシステム化を進めてきた歴史がある。だが、ここにも「2025年の崖」が迫る。巨大化したシステムの老朽化・複雑化に加え、特定のベンダーへの依存が進み、自分たちの意思で新たな施策やコスト削減ができない状態に陥っていたのだ。セブン-イレブンは今、Google Cloudをはじめとするクラウドサービスを中心にIT基盤の刷新に取り組んでいる。執行役員 システム本部長の西村出氏に話を聞いた。

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この記事の著者

小山 奨太(編集部)(コヤマ ショウタ)

EnterpriseZine編集部所属。製造小売業の情報システム部門で運用保守、DX推進などを経験。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

酒井 真弓(サカイ マユミ)

ノンフィクションライター。アイティメディア(株)で情報システム部を経て、エンタープライズIT領域において年間60ほどのイベントを企画。2018年、フリーに転向。現在は記者、広報、イベント企画、マネージャーとして、行政から民間まで幅広く記事執筆、企画運営に奔走している。日本初となるGoogle C...

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