SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

EnterpriseZine Day 2024 Summer

2024年6月25日(火)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZineニュース

日本企業の72%が職場での生成AI使用を禁止する方針と回答──BlackBerry調査

 BlackBerryは9月7日、日本の組織の72%が職場でのChatGPTやその他の生成AIアプリケーションの禁止を実施あるいは検討しているという調査結果を発表した。日本で調査対象者となった回答者のうち58%は、そのような禁止措置は長期的または恒久的なものであり、顧客や第三者のデータ侵害、知的財産へのリスク、誤った情報の拡散が禁止措置の判断を後押ししている、と回答。また日本で回答した81%が、企業のIT環境にサイバーセキュリティ上の脅威をもたらすことを懸念しているとのことだ。

調査概要
  • 調査期間 :2023年6月~7月

  • 調査対象国:北米(アメリカ、カナダ)、ヨーロッパ(イギリス、フランス、ドイツ、オランダ)、日本、オーストラリア
  • 調査対象者:IT意思決定者2,000人

 日本で回答した半数近くが生成AIを全面的に禁止する方向へ傾いている一方で、大多数は職場での生成AIアプリケーションの利点について、イノベーションを高め(54%)、創造力を強化し(48%)、効率性が高くなる(48%)と回答したという。また、77%が娯楽用アプリの禁止によって複雑なITポリシーが作成され、IT部門に追加の負荷がかかっていると回答。リモートワークが進む中、リソース不足のチームがセキュリティと生産性のバランスを取ることが課題だと指摘している。

 サイバーセキュリティ防御のために生成AIツールを使用することについては、回答者の77%が賛成の立場を維持。また、調査対象のすべての国において、政治(82%)やメディア(80%)も職場での生成AIアプリケーションの禁止を支持することに影響を与えているとした。

【関連記事】
日本における製造部門の83%がサポート対象外OSを使用か──BlackBerry調査
BlackBerryがサイバー防御強化サービスを日本で提供、専門チームの知見活かして攻撃を予防
日本は引き続きサイバー攻撃の標的に、医療業界で増加──BlackBerry調査

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
関連リンク
この記事の著者

EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)

「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/news/detail/18368 2023/09/07 16:40

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

2024年6月25日(火)オンライン開催

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング