NECは、パートナー企業との共創を通じて製造業のDXを推進する「共創パートナープログラム/Manufacturing」を2023年12月より本格的に開始すると発表した。
今回発表されたプログラムでは、主に準大手の製造業を対象に、研究・開発、製造オペレーション、サプライチェーン、顧客エンゲージメントなど様々な領域の高度化を実現するソリューションを、パートナー企業およびNECの製品・サービスを組み合わせて創出・提供するという。また、パートナー企業を通して製造業へNECのソリューションを提供。これにより製造業のDX実現に貢献すると共に、パートナー企業およびNEC双方の事業拡大を目指すとしている。

同プログラムは、パートナー企業およびNECの製品・サービスのクロスセルやデリバリを推進する「セールスパートナー」と、パートナー企業およびNECの製品・サービスを連携させたソリューション開発を推進する「ソリューションパートナー」の2つのカテゴリーで構成されている。カテゴリーごとに販売/技術支援の各種ツール・コミュニケーションスペースの提供、トレーニング、案件紹介、マーケティング支援など約20種類のパートナー協業活動を加速するサービスを用意。パートナー企業は「Registered」「Select」「Premier」の3段階の参加レベルに応じて利用可能なサービスが異なるという。
現時点でセールスパートナーに岡谷鋼機やミカサ商事など7社、ソリューションパートナーにウイングアーク1stやデンソーウェーブなど11社が参加しているという。
同社は「日本の製造業を強くする」をスローガンに今後もデジタル技術を活用し、パートナーとの共創を通じて競争力強化や課題解決に貢献する製造業のDXを推進していくとのことだ。
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