SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

直近開催のイベントはこちら!

EnterpriseZine編集部ではイベントを随時開催しております

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

BPM Solution Forumレポート(AD)

ビジネス・ユーザー主導型ビジネス・アクティビティー・モニタリングの実現

BPM Solution Forumレポート

現在のビジネス・パフォーマンスが適切か否かは、可視化によって把握することができる。適切なKPIを設定し、アラートを定義して、アクションを起こすことができれば、ビジネスの俊敏性が向上し、意思決定も迅速になる。ビジネス・ユーザー主導で実現するビジネス・アクティビティー・モニタリング構築の実際がデモを交えて紹介された。

ビジネス・パフォーマンスは可視化がカギ

 “そのビジネス活動は適正な水準を満たしているか?”ビジネスの状況がめまぐるしく変化する今日、私たちは常にこの問いを持つべきだろう。「迅速問題解決ができているか」「現在のビジネス・パフォーマンスは適切か」「スタッフ配置は効果的に行われているか」その枚挙に暇は無い。

 では、それらをどのように解決できるだろうか。「現時点で、企業で発生しているビジネス活動のパフォーマンスを可視化し、それらに対応するためのアクションを取れる体制を確立することで、企業は機会増大とリスク低減を実現することができる。IBM WebSphere Business MonitorをベースとするBAM(Business Activity Monitoring)は、このリアルタイム可視化を確実に実現するソリューション」と日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 テクニカルセールス&サービス 有衛恵子氏は述べる。

日本アイ・ビー・エム株式会社
ソフトウェア事業 テクニカルセールス&サービス
有衛恵子氏
日本アイ・ビー・エム株式会社 ソフトウェア事業 テクニカルセールス&サービス 有衛恵子氏

BAMはリアルタイム可視化のソリューション

 Business Monitorが可能にするのは「可視化」「問題の発見とアクション」「分析と業務改善」の3つ。まずは、ビジネスユニットで設定したKPIを使ってビジネスの状況を把握し、進捗を管理するための環境を提供する。もし、何らかの対応を要する状況があれば、関係者にアラート通知したり、解決のためのチーム間のコラボレーションを支援する。これらのビジネスの傾向をレポートとして表示し、分析に利用するための環境も備えている。

 こうした機能は、BI(Business Intelligence)にもあるといわれているが、BAMとは違うと有衛氏は語る。「BIは過去のパフォーマンスを見るものです。昨日やそれ以前のビジネス・パフォーマンスがどうだったかを見るのがBIであるのに対して、BAMでは現状を把握する。今起こっている問題を特定して、解決に向けてただちにアクションをとることができる」(有衛氏)

 企業情報システムのほとんどはBAMでイベント監視することができる。データはソースからXMLファイルで送信する仕組みだ。例えば、“顧客の希望する納期の遵守率”“与信審査にかかっている時間”“与信審査での滞留数”などのデータを各システムからリアルタイムで収集し、モニタリング対象のインジケータとしてシステム上に可視化するわけだ。

次のページ
ビジネスロールに応じたビューの提供が可能

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • Twitter
  • Pocket
  • note
BPM Solution Forumレポート連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

吉田 育代(ヨシダ イクヨ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/1892 2010/05/11 11:57

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング