キンドリルとVeeam Softwareが戦略的アライアンスを発表した。同アライアンスにより、キンドリルはVeeam Accredited Service Partner(VASP)のメンバーとなる。
キンドリルは、Veeamソリューションに統合されたプロフェッショナルサービスと技術実装を提供し、クライアントに以下のオプションを提供するとしている。
- 包括的なサイバーレジリエンス:サイバーインシデント、人的エラー、ハードウェア障害などによる悪状況から効果的に復旧する戦略により、クライアントがステークホルダーからの信頼を強化できるよう統合されたアプローチによって支援
- ベンダー移行の簡素化:ハイブリッドおよびマルチクラウドのバックアップと復旧のため、スケーラブルでカスタマイズ可能なオプションを備えた、最新かつ高度なセキュリティとコンプライアンスによるクラウドベースのインフラへ、シームレスな移行を提供
- 最新のデータ保護ソリューション:最新のSaaSアプリケーション、データ、システムに対する強力な保護機能を備えた、効果的かつ信頼性の高いデータ保護を実現する、単一プラットフォーム上の簡素化された総合的なアプローチによって、企業全体のデータを最新化して保護できるようにする
- 運用効率の向上:統合された自動化によって運用効率が向上するため、変化するビジネスニーズや業界標準に柔軟に対応できるようになる
今回のアライアンスにより、マネージド・セキュリティ・サービスおよびインフラ管理機能におけるキンドリルの専門知識と、Veeamが組み合わされることに。キンドリルのクライアントは、高度なセキュリティ機能を備えたクラウドネイティブおよびKubernetes環境とともに、簡素化された総合的なデータ保護とランサムウェアからの復旧、最適化されたコスト、運用効率、法規制コンプライアンス機能、シームレスなデータモビリティからのメリットを得ることができると同社は述べている。
【関連記事】
・キンドリル、Google Cloudとの提携拡大で生成AIソリューション開発など推進へ
・キンドリル、日本法人の社長を新たに任命 上坂氏と協力して企業の変革支援へ
・キンドリルとシスコ、2つの新しいセキュリティ・エッジ・サービスを発表