SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

EnterpriseZine Press(AD)

IT投資の大幅増加は1割に、楽観視する日本企業が増加か──Autodeskの年次調査をひも解く

『2024年度版 デザインと創造の業界動向調査』から考える、DXとAI活用

43%が「近い将来AIが不可欠になる」と予測、一方不安も……

 『2024年度版 デザインと創造の業界動向調査』では、「AI」に関するトピックが大きく取り上げられたことも特徴だろう。レポートでは、グローバル76%が「自身の業界でAIを安心して利用できる」と答えており、78%が自社のAI判断に確信をもっている、72%が過去3年間にAI投資を拡大し、66%が近い将来AIが社内で不可欠になるとの回答結果が示された。AIへの信頼が少しずつ高まり、各業界でDXの推進力となってきている現状が読み取れる。

AIの浸透状況では大きく水をあけられた結果に
[画像クリックで拡大]
2024年度版 デザインと創造の業界動向調査』(オートデスク株式会社)より、引用

 日本でも半数以上の企業がAIを信頼し、クリエイティビティ向上にも寄与すると回答。約3割の企業でAIの積極的な導入が進んでおり、グローバルの56%と比較すると、差が縮まっている印象だ。また、日本のリーダーの約半数が自社のAI判断に確信を持ち、43%が「近い将来AIが不可欠になる」と予測している。その一方、31%が「AIによる業界の不安定化を懸念している」との声も見受けられた。

 加藤氏は、「日本企業は慎重な姿勢を取ることが多いですが、AIやデータの積極的な活用は不可欠です。重要なデータを自社に保管することは1つの戦略であるものの、開示できるデータを特定プロセスや業界全体で共有することで、相互的なメリットを得ることも欠かせなくなってきています。デジタル化された図面もそうですが、データを埋もれさせず、戦略的に活用することが求められています」と述べる。

オートデスク 日本地域営業統括 技術営業本部 業務執行役員 加藤久喜氏
オートデスク株式会社 日本地域営業統括 技術営業本部 業務執行役員 加藤久喜氏

 AIがビジネスに与えるインパクトは、ますます大きくなってきた。今話題を呼んでいる「生成AI」は、インターネット上の大量データを扱う言語や画像分野が中心だが、図面や3次元データはインターネット上にほとんど公開されていない。つまり、自分たちで積極的に専門ツールを用いて自社データを解析し、活用しなければいけない。そこで、オートデスクが2023年11月に年次カンファレンス「Autodesk University」で発表したのが「Autodesk AI」だ。

DX、データ/AI活用のヒントに『デザインと創造の業界動向調査』

記事内で取り上げている調査レポート『2024年度版 デザインと創造の業界動向調査』を無料公開中! DXやデータ/AI活用、人材育成などの気になるトピックについて、各業界をリードする経営者や専門家5,399名による回答と洞察を80ページ以上にわたって掲載しています。ぜひ、本記事とあわせてご一読ください。

次のページ
データ保護とAI活用、企業のジレンマを解消する「Autodesk AI」

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
関連リンク
EnterpriseZine Press連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務とWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業した。編集プロダクション業務では、日本語と英語でのテック関連事例や海外スタートアップのインタビュー、イベントレポートなどの企画・取材・執筆・...

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:オートデスク株式会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/19747 2024/09/27 10:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング