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IT投資の大幅増加は1割に、楽観視する日本企業が増加か──Autodeskの年次調査をひも解く

『2024年度版 デザインと創造の業界動向調査』から考える、DXとAI活用

43%が「近い将来AIが不可欠になる」と予測、一方不安も……

 『2024年度版 デザインと創造の業界動向調査』では、「AI」に関するトピックが大きく取り上げられたことも特徴だろう。レポートでは、グローバル76%が「自身の業界でAIを安心して利用できる」と答えており、78%が自社のAI判断に確信をもっている、72%が過去3年間にAI投資を拡大し、66%が近い将来AIが社内で不可欠になるとの回答結果が示された。AIへの信頼が少しずつ高まり、各業界でDXの推進力となってきている現状が読み取れる。

AIの浸透状況では大きく水をあけられた結果に
[画像クリックで拡大]
2024年度版 デザインと創造の業界動向調査』(オートデスク株式会社)より、引用

 日本でも半数以上の企業がAIを信頼し、クリエイティビティ向上にも寄与すると回答。約3割の企業でAIの積極的な導入が進んでおり、グローバルの56%と比較すると、差が縮まっている印象だ。また、日本のリーダーの約半数が自社のAI判断に確信を持ち、43%が「近い将来AIが不可欠になる」と予測している。その一方、31%が「AIによる業界の不安定化を懸念している」との声も見受けられた。

 加藤氏は、「日本企業は慎重な姿勢を取ることが多いですが、AIやデータの積極的な活用は不可欠です。重要なデータを自社に保管することは1つの戦略であるものの、開示できるデータを特定プロセスや業界全体で共有することで、相互的なメリットを得ることも欠かせなくなってきています。デジタル化された図面もそうですが、データを埋もれさせず、戦略的に活用することが求められています」と述べる。

オートデスク 日本地域営業統括 技術営業本部 業務執行役員 加藤久喜氏
オートデスク株式会社 日本地域営業統括 技術営業本部 業務執行役員 加藤久喜氏

 AIがビジネスに与えるインパクトは、ますます大きくなってきた。今話題を呼んでいる「生成AI」は、インターネット上の大量データを扱う言語や画像分野が中心だが、図面や3次元データはインターネット上にほとんど公開されていない。つまり、自分たちで積極的に専門ツールを用いて自社データを解析し、活用しなければいけない。そこで、オートデスクが2023年11月に年次カンファレンス「Autodesk University」で発表したのが「Autodesk AI」だ。

DX、データ/AI活用のヒントに『デザインと創造の業界動向調査』

記事内で取り上げている調査レポート『2024年度版 デザインと創造の業界動向調査』を無料公開中! DXやデータ/AI活用、人材育成などの気になるトピックについて、各業界をリードする経営者や専門家5,399名による回答と洞察を80ページ以上にわたって掲載しています。ぜひ、本記事とあわせてご一読ください。

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データ保護とAI活用、企業のジレンマを解消する「Autodesk AI」

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この記事の著者

森 英信(モリ ヒデノブ)

就職情報誌やMac雑誌の編集業務、モバイルコンテンツ制作会社勤務を経て、2005年に編集プロダクション業務とWebシステム開発事業を展開する会社・アンジーを創業した。編集プロダクション業務では、日本語と英語でのテック関連事例や海外スタートアップのインタビュー、イベントレポートなどの企画・取材・執筆・...

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