JFEスチールが「サイバーセキュリティ専門子会社」設立を決断した真意 “尖った人材”の創出の場に
グループ全体をゼロトラスト移行の壮大な計画明かす
安定稼働が厳守の閉じたOT環境を基本とする産業制御システムも、DX推進や働き方の多様化といった時代の流れから、昨今は外部接続の接点を増やしている。その結果待っていたのは、サイバー脅威のリスク上昇だ。JFEグループは事業を守る重要な経営課題としてサイバーセキュリティ対策をとらえ、CSIRTやSOCを設置。そして2024年4月に、セキュリティ人材の確保と育成も兼ねたセキュリティ専門子会社も立ち上げた。「Security Online Day 2024 秋の陣」の講演では、JFEホールディングスの主席で新子会社「JFEサイバーセキュリティ&ソリューションズ」の代表取締役社長を務める酒田健氏が、同グループにおけるこれまでのセキュリティの取り組みを解説した。
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- この記事の著者
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谷崎 朋子(タニザキ トモコ)
エンタープライズIT向け雑誌の編集を経てフリーランスに。IT系ニュースサイトを中心に記事を執筆。セキュリティ、DevOpsあたりが最近は多めですが、基本は雑食。テクノロジーを楽しいエクスペリエンスに変えるような話が好きです。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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