2024年10月29日、AI insideは、AI-OCRサービス「DX Suite」に、生成AIを活用したAIエージェントを標準搭載すると発表した。搭載は、2025年初頭を目処に行われるという。
DX SuiteのAIエージェントは、段階的なアップデートを予定。初期アップデートでは、AIエージェントがユーザーの代わりにデータの正確性を検証する機能を実装するとのことだ。同機能は、AI-OCR処理後の、人手によるデータの正確性を検証する工程をAIが自動化するもの。これにより、データ入力業務の完全自動化に近づくとしている。
また、同機能は、同社が開発したAI「Critic Intelligence」を用いて実現されるとのことだ。Critic Intelligenceは、文字のかすれによる誤読や、ハルシネーションなどによる誤りの確率を明らかにし、AIが生成した出力結果の正確性を評価するAI。AIによる出力の信頼性と品質を向上させるものだという。
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