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6人の“セキュジョ”が徹底討論!出産・育児と仕事の両立に立ち向かう女性たちが見たセキュリティの世界

前編:「管理職には絶対なりたくなかった」重い腰を持ち上げた経緯

管理職には絶対なりたくなかった

もりもりでは、1つ目のテーマです。これまでのキャリアと今後のキャリアステップの希望や目指すところを教えてください。

かなりん私はアメリカ留学でコンピュータを学び、帰国後にエンジニアとなり、暗号技術などを追いかけていました。そこからイベントやコミュニティに関わり、セキュリティ会議を運営するブラックハットジャパン(Black Hat Japan)の立ち上げや運営も行いました。当時は日本のコミュニティがほとんどなかったので、たくさんのコミュニティの立ち上げに精力的に関わるようになりました。

 これまで国際連携、人材育成、産官学連携など現場での活動が多かったのですが、今後は視座を高くして経営層レベルで新たな取り組みや意思決定に関わり、より広い視野で活動を担えたらと思います。役に立てるならどんな役割でもやらせていただこうというスタンスは今後も変わりません。

株式会社BLUE 代表取締役 篠田佳奈氏
当日は、オンラインでの登壇だった

ももレンジャー子どものころからコンピュータが好きで、親のパソコンで遊んでいました。大学で情報セキュリティを専攻し、研究室でCTFやセキュリティコンテストに参加するなかで、「楽しい」「これからもやっていきたい」という感情を抱いたので、就職してからもセキュリティの世界に入り、今でも続けているのだと思います。

 元々技術が好きだったことからサイバーセキュリティに興味を持ち現在に至るので、自己研鑽も含めて最新技術や高度な技術に触れることは続けていきたいです。今後は、身につけた技術を人材育成という形で必要なところへ展開する取り組みに注力していきたいです。

アリス私は、大学ではファインアートを学んでいました。当時のセキュリティとの接点といえば、何かの画像をうっかりクリックしたら知り合いに一斉にメールが発信されてしまったこと(苦笑)。帰国してサイバーセキュリティ企業に入社しましたが、社員が3人しかいなかったので、マーケティングや代理店営業、導入コンサル、海外の技術者との通訳などをしながら、JNSA(日本ネットワークセキュリティ協会)やOWASP(Open Worldwide Application Security Project)などのセキュリティ関連団体を通じて様々なセキュリティ専門家と関わり、セキュリティについて学びました。後に、ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)関連の認証機関に転職し、某独立行政法人へ出向した際にサプライチェーンリスクマネジメント調査の主担当を経験しました。そこでリサーチの楽しさに気づき、社会学観点からセキュリティに触れる現職に落ち着きました。

 今はマネージャー職をしているのですが、はじめは産後間もなく小さな子どもを育てながら働いていたので、管理職には絶対なりたくないと考えていました。しかし、「子どもの小学校入学といったライフイベントと、昇格のタイミングは重ならないほうがいい」という社内コーチからのアドバイスや、夫から言われた「30代で管理職をしていないと転職市場で不利になるのでは?」という言葉を受け、重い腰を上げて今に至ります。

 また、当初は政府や有識者会合に招待されるような人材になりたいという思いを持っていたのですが、出産後に働く時間が制限されたことで限界を感じ、活躍している人のサポートをする側に回りたいと考えるようになりました。本業界への恩返しもかねて、今は「セキュリティ専門家が扱いやすいデータ(たとえば経営層を説得するときに活用できるデータなど)を提供すること」を意識しています。

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セキュリティの世界で、出産・育児の負担とどう向き合うべきか

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この記事の著者

加山 恵美(カヤマ エミ)

EnterpriseZine/Security Online キュレーターフリーランスライター。茨城大学理学部卒。金融機関のシステム子会社でシステムエンジニアを経験した後にIT系のライターとして独立。エンジニア視点で記事を提供していきたい。EnterpriseZine/DB Online の取材・記事も担当しています。Webサイト:https://emiekayama.net

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://enterprisezine.jp/article/detail/21685 2025/05/19 08:00

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