WHI Holdings(以下、WHI HD)は、傘下であるWorks Human Intelligence(以下、WHI)とサイダスが提供する「COMPANY Talent Management」シリーズに、「要員計画」製品を追加し、提供開始した。
同シリーズは、WHIが提供する大手法人向け統合人事システム「COMPANY」とサイダスが提供するタレントマネジメントシステム「CYDAS」を融合させたもの。これにより、高精度な人材データの分析と活用が可能だという。
今回追加された機能の特徴は以下のとおり。
要員計画の収集・集計・加工を自動化
過去実績データの収集、入力フォーマットの作成・配布、各事業部門からの計画案の収集、提出進捗管理、集計表の作成、妥当性チェックなどのプロセスを、システムにより自動化するとのことだ。
また、適正な要員計画を定めるうえで元情報となる過去の人員数・勤怠情報・人件費などの実績データは「COMPANY 人事・給与」「COMPANY 就労・プロジェクト管理」から自動で取得できるとしている。

多様な要員計画フォーマットに対応
各社独自の要員計画・人材ポートフォリオ策定のフォーマットに対応できるという。部署や役職、雇用形態、職務、勤務地などの人事項目を切り口に、要員の集計が可能。また、COMPANY 人事・給与で管理している項目をそのまま利用することもできるとのことだ。

予実モニタリング機能で、人材リソースの過不足をリアルタイムにチェック
要員計画値の予実差異に関するモニタリングが可能。人材リソースの過不足が起きていないかのチェックや、配置検討時に人員余剰の部署を探す際の参考にすることも可能だという。実績データをCOMPANY 人事・給与およびCOMPANY 就労・プロジェクト管理から自動で連携することで、タイムリーなモニタリングも可能だとしている。

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