リミニストリートは、「SAP ECC 6.0」および「S/4HANA」のすべてのバージョンに対するサポートを、2040年まで延長することを発表した。

SAPによるECC 6.0のメインストリームメンテナンスは2027年までに終了予定だが、エンハンスメントパック0〜5を使用している場合、その終了日は2025年12月31日になるという。同様に、SAP S/4HANAには既にメインストリームメンテナンスが終了している、あるいは2025年、2026年、2027年に終了予定のリリースが複数存在するとのことだ。SAPは一部のECC 6.0およびS/4HANAバージョンに対して延長保守を提供しているが、すべてのバージョンが対象ではないという。
現在リミニストリートの「Rimini Support for SAP」を利用している顧客は、SAPによる保守終了日の影響を受けないとしている。なお、既存顧客だけでなく、新たにリミニストリートのサービスを導入する顧客も対象になるとのことだ。
【関連記事】
・日本初のSAPシステムエンジニアを養成する専門学校、沖縄で開校 SAPの最新テクノロジーを学習に活用
・ENEOS Xplora USAが「SAP S/4HANA Cloud Public Edition」を採用
・PTC、CADソリューションの最新バージョン「Creo 12」を提供
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア