Keeper Security APAC(以下、Keeper)は、伊藤忠テクノソリューションズを通じて、パスワード管理(以下、EPM)と特権アクセス管理(以下、KeeperPAM)の提供を開始した。
同パートナーシップにより、日本国内でのEPMやKeeperPAMをはじめとするゼロトラスト対応の製品・サービスを取りそろえ、導入支援から技術サポート、ユーザートレーニングに至るまで、包括的な体制を整えているという。また、導入後も継続的なサポートを通じてゼロトラストの実現を支援するとしている。
Keeper製品の主な特徴
- EPM:AIが入力支援機能として動作し、ウェブサイトやアプリケーションに対して、パスワード、パスキー、2要素認証(2FA)コードを自動入力。ログインID、パスワード、正規のアクセス先をひとつの情報として暗号化し、ブックマークのように管理することで、不正なサイトへの入力を防ぎ、利便性とセキュリティの両立を実現するという。このプラットフォームは、シングルサインオン(SSO)や多要素認証(MFA)を含む多層防御に対応しており、オンプレミス環境やプライベートクラウドとの統合も可能だとしている
- KeeperPAM:ネットワークに接続されたサービスやデータベースなど、特権アカウントのアクセスをリアルタイムで監視・分析。AIを活用して、不正な行動や異常を学習し、リアルタイムで検知して管理者にアラートを送信するとともに、不要なアクセス権限の取り消しを推奨するという。また、強力なパスワードを自動生成し、スケジュールに基づいて自動的にローテーションすることも可能とのことだ
![[画像クリックで拡大]](http://ez-cdn.shoeisha.jp/static/images/article/22434/1.png)
【関連記事】
・2025年6月、グローバルで最も流行したマルウェアは「FakeUpdates」──CPR調査
・攻撃者の標的はクラウドリソースに集中、人為的ミスがセキュリティインシデントの主な要因──タレス調査
・SplunkとGMOサイバーセキュリティ byイエラエ、CSIRT向けSOC評価・改善サービス提供
この記事は参考になりましたか?
- 関連リンク
- この記事の著者
-
EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
「EnterpriseZine」(エンタープライズジン)は、翔泳社が運営する企業のIT活用とビジネス成長を支援するITリーダー向け専門メディアです。データテクノロジー/情報セキュリティの最新動向を中心に、企業ITに関する多様な情報をお届けしています。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア