松山市、変革を担う“推進リーダー”育成に挑んだ1年がかりの研修を振り返る──修了後の適正配置が課題に
#3:愛媛県松山市 | 「試行錯誤の1年間」から課題を抽出する

業務部門に在籍するDX推進リーダーの育成は、既に多くの自治体で研修等の取り組みを開始しているが、その実効性には疑問が残る。愛媛県松山市は、DX推進リーダー育成のために1年間かけて大規模な研修プログラムを実施した。今回は、同市デジタル戦略課の皆さんに「試行錯誤の1年間」を振り返ってもらった。最大の成果は「考える習慣」がついたことだという。本事例を通じて、DX推進リーダー研修の課題を抽出する。
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角田 仁(ツノダ ヒトシ)
1989年に東京海上火災保険に入社。主にIT部門においてIT戦略の企画業務を担当する。2015年からは東京海上のIT企画部参与(部長)および東京海上日動システムズ執行役員。2019年、博士号取得を機に30年間務めた東京海上を退職して大学教員へ転じ、名古屋経済大学教授や千葉工業大学教授を歴任した。現在...
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