SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

最新イベントはこちら!

Data Tech 2024

2024年11月21日(木)オンライン開催

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けの講座「EnterpriseZine Academy」や、すべてのITパーソンに向けた「新エバンジェリスト養成講座」などの講座を企画しています。EnterpriseZine編集部ならではの切り口・企画・講師セレクトで、明日を担うIT人材の育成をミッションに展開しております。

お申し込み受付中!

EnterpriseZine(エンタープライズジン)

EnterpriseZine編集部が最旬ITトピックの深層に迫る。ここでしか読めない、エンタープライズITの最新トピックをお届けします。

『EnterpriseZine Press』

2024年秋号(EnterpriseZine Press 2024 Autumn)特集「生成AI時代に考える“真のDX人材育成”──『スキル策定』『実践』2つの観点で紐解く」

政治学者 丹羽文生の永田町一刀両断!!

親中派・小沢幹事長の奇妙な動き

民主党に日台関係の新たな潮流

求められる日台間の議員外交

 日中国交正常化から今年で38年を迎える。それは言い換えると、日台断交から38年が過ぎたことにもなる。幕末の開国以来、日本が戦争以外で国交を断絶したのは台湾との例だけだ。しかしながら、日台関係は貿易、交通、技術、文化といった、あらゆる面で交流の幅が拡大し、断交以前よりも遥かに協力関係が緊密化している。

 日台間には正式な政府間交流・交渉の場は存在していない。交流・交渉の場は、日台断交の時に民間組織として便宜的に設けられた「交流協会」(日本)と「亜東関係協会」(台湾)が、その窓口を担っている。だが、これだけ日台関係が密接になると、今後は当然のことながら政治面における相互関係のレベルアップも必要になってくるだろう。したがって、政治性が絡む交流・交渉では、議員連盟を通じた日台間の議員外交に大きな効果が期待できる。

 確かに小沢には、訪中のタイミングに合わせて台湾にも一定の配慮を示すことで、中国との間のバランスを図る狙いもあったと思われるが、与党内に台湾との交流促進を目指す議員連盟が発足したことは、歓迎すべきものである。

次のページ
台湾第2の都市・高雄の魅力

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
  • note
政治学者 丹羽文生の永田町一刀両断!!連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

丹羽 文生(ニワ フミオ)

1979年、石川県生まれ。衆議院議員秘書、作新学院大学総合政策研究所研究員等を経て、拓殖大学海外事情研究所助教。この間、東北福祉大学非常勤講師等を歴任。専門は政治学。著書に『保守合同の政治学』(共著、青山社)等多数。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

EnterpriseZine(エンタープライズジン)
https://enterprisezine.jp/article/detail/2281 2010/04/28 07:00

Job Board

AD

おすすめ

アクセスランキング

アクセスランキング

イベント

EnterpriseZine(エンタープライズジン)編集部では、情報システム担当、セキュリティ担当の方々向けに、EnterpriseZine Day、Security Online Day、DataTechという、3つのイベントを開催しております。それぞれ編集部独自の切り口で、業界トレンドや最新事例を網羅。最新の動向を知ることができる場として、好評を得ています。

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング