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NetApp、AIに対応したデータ提供を可能にするエンタープライズ規模のデータ基盤を発表

 NetAppは、エンタープライズグレードのデータプラットフォームを強化する新製品「NetApp AFX」および「NetApp AI Data Engine(AIDE)」を発表した。

 今回の新製品は最新のエンタープライズグレードのデータ基盤で、AIにも対応したデータの提供を可能にするという。詳細は次のとおり。

NetApp AFX

 NetApp AFXは、高度なAIワークロード向けに設計されたエンタープライズグレードのディスアグリゲーテッド型オールフラッシュストレージシステム。AIファクトリのデータ基盤として機能し、NVIDIA DGX SuperPODスーパーコンピューティングの認定ストレージでもあるという。「NetApp ONTAP」を基盤に搭載し、NetAppのデータ管理機能と組み込みのサイバーレジリエンスを提供するとともに、セキュアなマルチテナンシーやオンプレミスとクラウドを横断するシームレスな統合も実現するとのことだ。

 NetApp AFXは、最大128ノードまでのリニアな性能拡張、毎秒テラバイト単位の帯域幅、エクサバイト規模の容量をサポートし、パフォーマンスと容量の独立したスケーリングが可能。さらに、オプションのDX50データコントロールノードを追加することで、エンタープライズデータのリアルタイムカタログを実現するグローバルメタデータエンジンを構築し、NVIDIAアクセラレーテッドコンピューティングを活用できるとしている。

NetApp AI Data Engine(AIDE)

 NetApp AIDEは、AIをシンプル・手頃・安全にするために設計された包括的なAIデータサービス。データの取り込みや前処理から、生成AIアプリケーションへの提供までを一貫して支援し、グローバルかつ最新の顧客データ資産全体を可視化するという。高速な検索やキュレーションを可能にし、オンプレミスとパブリッククラウドを横断して、あらゆるモデルやツールにデータをシームレスに接続するとしている。

 NetApp AIDEは、データ変更の自動検出や同期を行い、冗長なコピーを排除し、常に最新データを維持。さらに、組み込みのガードレールがAIライフサイクル全体を通じてデータに適用され、セキュリティとプライバシーを確保するという。

 同サービスは「NVIDIA AI Data Platformリファレンスデザイン」を活用しており、NVIDIAアクセラレーテッドコンピューティングとNVIDIA AI Enterpriseソフトウェア(NVIDIA NIMマイクロサービスを含む)を組み合わせ、ベクトル化と検索拡張を実現。これに加え、高度な圧縮、迅速なセマンティック検索、ポリシー駆動型の安全なワークフローを提供するとのことだ。

 AIDEはAIをデータ側に持ち込む統合システムとして、効率性、データの明確性、ガバナンスを提供し、企業が安心してAIを導入できる基盤を整えるという。また、オプションのDX50データコントロールノード上のAFXクラスター内でネイティブに稼働するとしている。今後は、NVIDIA RTX PRO Servers(RTX PRO 6000 Blackwell Server Edition GPU搭載)との統合も予定されているとのことだ。

シームレスなAzure Data&AIサービス連携を可能にするObject API

 Azure NetApp FilesデータにアクセスできるObject REST APIが、パブリックプレビューとして提供開始された。これにより、ファイルデータを別のオブジェクトストアに移動やコピーする必要がなくなり、既存のNFSやSMBデータセットをそのままMicrosoft Fabric、Azure OpenAI、Azure Databricks、Azure Synapse、Azure AI Search、Azure Machine Learningなどのサービスに直接接続できるという。

 顧客は既存のANFデータセットを活用しながら、データ分析、AIモデルのトレーニング、インテリジェント検索、最新アプリケーションを構築可能。さらに、Azure NetApp Filesが持つエンタープライズクラスの性能と信頼性を引き続き活用できるとしている。

Microsoft Azureにおけるユニファイドグローバルネームスペース強化

 新たに追加されたAzure NetApp FilesのFlexCache機能により、企業はクラウドとオンプレミスに分散するグローバルなデータ資産をMicrosoft Azure上でシームレスに統合可能だという。この機能は、EDA(Electronic Design Automation)といったオンプレミスのワークロード拡張にも対応。これにより、顧客データセンターや複数のクラウドにあるONTAPベースのストレージに保存されたデータを、ANF環境上で可視化・書き込み可能にするとしている。

 データは必要なときだけ細かく転送されるため、効率的なデータ利用が可能。これにより、企業のハイブリッドクラウド全体のデータ資産を、Microsoft Azureからシームレスに活用できるという。さらに、SnapMirrorを活用することで、環境間のデータやスナップショットを容易に移行でき、継続的なバックアップ、自動化された災害復旧、ワークロードの負荷分散といったハイブリッドユースケースをサポートするとした。

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