NTTテクノクロスは、PCセキュリティ点検クラウドサービス「mieten(ミエテン)」に、Windows 10サポート終了にともなう対策支援や、PCの保存ファイル情報を自動収集しセキュリティリスクの予防・低減を図る機能を搭載した新バージョンを提供開始した。
mietenは、PCのセキュリティ点検の自動化と、ダッシュボードでの点検結果への対応状況を可視化する点検ツール。セキュリティ対策の強化とシステム管理者の業務負担軽減を実現し、点検や修正にかかる時間を最大85%削減(同社比)できるとのことだ。
これまでも、利便性の向上を図る機能追加によるバージョンアップを適宜実施してきたが、新バージョンでは、顧客から要望の多かったセキュリティリスクの予防やさらなる対策強化を図る機能を搭載したと述べている。
新バージョンの特徴
OSのサポート終了後のセキュリティ対策を支援
2025年10月14日のWindows 10のサポート終了後、Windows 11への未バージョンアップPCおよび延長サポート未契約のPCを自動で検知するという。これにより、管理者は更新漏れを把握できるため、セキュリティリスクの早期発見による速やかな対策が可能になるとしている。
PCのファイル情報を自動収集し、セキュリティ強化
PCのファイル情報を定期的に自動収集できるため、リモートワークや出張など社外で使用するPCの紛失や盗難が発生した際に、管理者は機密情報の有無などを確認でき、適切な対応が図れるとのことだ。
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EnterpriseZine編集部(エンタープライズジン ヘンシュウブ)
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