生成AIが要件定義の在り方を変えるとき、情シスがすべきこと──“守りの要諦”として担うべき3つの役割
第10回:「攻め」と「守り」の狭間に立つ情シス……生成AI時代を生き抜くために何が必要か
多くの日本企業、特に規模の大きな日本の伝統的企業「JTC(Japanese Traditional Company)」では、デジタルや生成AIの活用に関する議論が進む一方で、実際の変革が思うように進んでいないケースが少なくありません。その原因の多くは技術そのものではなく、マインドセット、組織体制、開発プロセス、人材といった「非技術的な構造」にあります。つまり、変革を支える“人と組織の仕組み”が整っていないのです。連載「住友生命 岸和良の“JTC型DX”指南書」では、筆者が住友生命での実務経験をもとに、JTCの変革に必要な視点を解説してきました。最終回となる第10回は、生成AI時代の要件定義工程の変化をテーマに、本連載を締めくくりたいと思います。
この記事は参考になりましたか?
- 住友生命 岸和良の“JTC型DX”指南書 ~停滞するデジタル変革に喝!~連載記事一覧
-
- 生成AIが要件定義の在り方を変えるとき、情シスがすべきこと──“守りの要諦”として担うべき...
- 生成AI時代に“技術特化人材”は不要? 事業とITをつなぐ「CoE型人材」を育成する3のメ...
- 生成AI活用が根付いたJTCのシステム部門は何をしたか?攻めの組織変革に有効な「バイブコー...
- この記事の著者
-
岸 和良(キシ カズヨシ)
住友生命保険相互会社 エグゼクティブ・フェロー デジタル共創オフィサー デジタル&データ本部 事務局長住友生命に入社後、生命保険事業に従事しながらオープンイノベーションの一環として週末に教育研究、プロボノ活動、執筆、講演、趣味の野菜作りを行う。2016年から...
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
この記事は参考になりましたか?
この記事をシェア
