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NTTデータ、シリコンバレーの新会社が本格始動 2027年度にAIエージェント関連ビジネスで売上3000億円

 NTTデータグループは、米国シリコンバレーに設立した「AIネイティブな新ビジネス創出」を推進する新会社 NTT DATA AIVistaのCEOに、2025年12月1日付でBratin Saha(ブラティン・サハ)氏が就任したことを発表した。

 Bratin Saha氏は、NVIDIAやAmazon、DigitalOceanにおいて要職を歴任し、AIや機械学習分野での実績を有する人物だという。直近のDigitalOceanにおいては、最高製品・技術責任者としてプロダクト戦略、プラットフォーム開発、セキュリティを統括。そのほか、Amazon Web Services(以下、AWS)における数十億ドル規模のAI事業の構築にも貢献してきたとのことだ。

 新会社は2025年12月より本格的に事業を開始し、先端AI技術に基づく新たな価値創出、顧客の経営課題解決、業務プロセス変革の実現を支援するとしている。NTTデータグループのコンサルティング力やエンジニアリング力と、シリコンバレーにおける最先端のAI技術や高度人材を掛け合わせることで、先端AI技術の社会実装を加速し、AIネイティブなビジネス創出を推進すると述べている。

 今後は、テクノロジー企業やスタートアップとの連携を強化し、AIエージェントを中心としたグループ全体の事業成長を推進するとともに、2027年度に掲げるAIエージェント関連ビジネス売上3000億円の達成を推進するという。

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