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2010年データセンターの旅

ハコの中にはホスピタリティ~コントロールセンターへようこそ~住商情報システムさん、netXDC

#4


netXDCユーザー疑似体験ツアー

次は、いよいよデータセンター設備を見学します。と、その前に、またかっこいい部屋に通されます。

抑えた照明がムーディです
またかっこいい部屋に…

「受け止め方も考え方もいろいろです。いろいろ議論したのですが、今後このセンターを売っていくにあたって、ちゃんとプレゼンできる部屋をということで用意しました。でも、見せかけにこだわっているなんて、いかにも商社っぽいと思われるかもしれない(笑)」(高野さん)

ま!なんと自虐的なことを。でも見せかけにこだわるのも大事だと思います。

ここで新たな案内人、但馬氏の登場です
但馬氏

ここからは但馬氏のナビゲートで、netXDCユーザー疑似体験ツアーとなります。

まずはサーバーラックの鍵を入手します。こちらでは、鍵は人手を介して受け渡しをするのではなく、機械を通したセルフサービスとなっております。ラックの鍵ってイメージわきますか?ラックを賃貸マンションの1室と考えてください。そこの鍵というわけです。自分の部屋の鍵をとりにいくようなものですね。これいいですね。普通のマンションにもほしい(←鍵をなくしがちな人)

宅配ボックスみたいな感じ
宅配ボックスみたいな感じ
取り出すには静脈認証と暗証番号
静脈認証と暗証番号

だれが、いつ、鍵をとりにきたか、ログとしてトレース、提出もできるそうなので、内部統制対応も可能とのこと。

うっかり鍵を返し忘れてゲートを通ろうものなら・・・

ぴぴぴぴぴ!
ぴぴぴぴぴ!
「ちょっとアンタ、鍵返していきな!」(*意訳です)
「ちょっとアンタ、鍵返していきな!」

引き続き、エンジンルームへ。ちなみに、この日は発電機無負荷試験の日でした。非常用エンジンを空まわししてテストする日ですね。残念ながらひと足遅かったようで、シューシューと余韻のような熱気だけが残っておりました。

シューシューいってるけど、外側は熱くない
外側は熱くない
こちらが発電機
こちらが発電機
こちらがエンジン
こちらがエンジン
 
発電機のエンジンは川崎重工さんがかなりのシェアを占めるのだとか
発電機のエンジンは川崎重工さんがかなりのシェアを占めるのだとか
 

「エンジンの大きさをみれば、だいたいセンターの規模がわかりますよ。大きいセンターだと、TU4000。うちは、これが数台あります。」(高野)

取材4件目にして気付いたのですが、データセンター事業者の方は、非常用発電機を紹介するときに、「どこも同じですが…」と必ず照れます。理由は諸説ありますが、まずまちがいなく照れますね。100パーセント恥じらいます。この情報は役に立ちましたか?(はい/いいえ)

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見える!床免震

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この記事の著者

小泉 真由子(編集部)(コイズミ マユコ)

情報セキュリティ専門誌編集を経て、2006年翔泳社に入社。エンタープライズITをテーマにイベント・ウェブコンテンツなどの企画制作を担当。

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

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https://enterprisezine.jp/article/detail/2534 2011/01/21 15:52

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