見える!床免震
サーバールームへ向かいます。共連れ防止のため、とても狭いゲートです。ここで、人の大きさを設定して、照射をかけているそうです。
真ん中に立ちます。カメラが一人だということを照射で確認します。トビラが閉まると2秒ほどでチェック終了。終わったらボタン押すと向こうのトビラが開くという仕組みです。静脈を登録していないゲストは、ワンタイムパスワードになっています。
死角がないように監視カメラが設置されています。あの、先ほどご紹介したCC2でみた映像がこれ。
ビル自体は耐震設計なのだそうですが、サーバールームだけ、床の免震を行っているそうです。これで、横揺れについては5分の1、。縦揺れには2分の1までに軽減できるそうです。この免震装置が36個ほど、このサーバールームに設置してあるそうです。ビル全体がゆれてもここだけは揺れない。なるほど。後付けでできちゃうわけですね。ちなみに、床が透明になっているのは、免震装置をお客さんに目で確認してもらうためだそうです。
さて、1階でキーボックスから取り出した鍵のラックがこれ。
床下に流れる冷たい空気があるのをラックの前面にながしていきます。
掃除機みたいな音がします
背面から出す熱気を吸いこんでそのまま天井に出してしまおうというものです。熱を直接吸い取って直接出すことで、かなり電気効率がよくなるそうです。
電気をどれくらい使っているかはこちらでチェックできます。
ネットワークケーブルがささってますね。監視センターでみてるんですよ、これ。あまり使いすぎていると昼夜を問わず、アラートが携帯メールに飛ぶようになっているのだそうです。
はい、サーバールーム見学はここまで。これより先は高野さんによるデータセンター講義の時間ですよ!
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- この記事の著者
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小泉 真由子(編集部)(コイズミ マユコ)
情報セキュリティ専門誌編集を経て、2006年翔泳社に入社。エンタープライズITをテーマにイベント・ウェブコンテンツなどの企画制作を担当。
※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です
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